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Purple Pain

男の割に、吉川晃司が昔から好きだ。

吉田東雲牛さんとかもいるし、広島とは結構縁があるのかも知れない。


吉川は元々自分で曲は書いていなかった。
チェッカーズも同様である。
(書いてたかもしれないが、シングルは出していない)

やはり、デビュー曲か初めて売れた曲が代表曲と言われることが多く、吉川といえば「モニカ」だろう。

自分で曲を書き始め、布袋と組んだあたりから一部元々の女性ファンが離れていったのはちょっと皮肉でもある。

COMPLEXについては、私の周囲(83年にはすでにBOØWYをかなり周知していた)では、布袋バンドと言う者が多かったが、私にとっては完全に吉川バンドだった(笑)


私はBOØWYもそれなりに好きではあるが、路線が微妙に違う。

好きなのは、吉川であり、森山達也であり、藤井郁弥であり、草野マサムネ、ちょっと系統は違うが桜井和寿や奥田民生なのだ(キヨシローはさらに別。布袋さんもラジオ聴くと魅力的な人物だけどネ)。


代表曲以外の吉川を代表する曲と言えば、

・「a day・good night」
・「Rainy Lane」

で、両方ともバラッド調である。


個人的には、吉川はこれを超えるスローな曲をいまだに作れてはいないのではないか と思う。


唯一、曲調を超越して抜けているのは「Purple Pain」、この一曲だろう。
(※超個人的見解です)

ライブでもカラオケでも全然はまんないけど、これは名曲だ。


ラフィンのチャーミーが、
「パンクは人種」
と言っていたが、それと同じく前述のボーカリストたちにも同じ血が入っているのだと思う。





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ダディーズ・バイセコー

先日、実家にて
「お父さんは、自転車もう乗らないから持って行きなさい。それからあとのも空気が抜けるからなんとかして」
と、母上から要請があった。

実家には父母がいるのだが、自転車はなぜか3台ある。
で、1台はシティサイクルであとはママチャリってことは、うすうす認識していた。

で、今回実際見てみると2台はやっぱママチャリ。
あとはただのシティサイクルと思いきや、一応GIANTのものだった。
もうかれこれひと月前に要請を受けていて、先の日曜日現状確認をした次第。


昨日、私用で休みを取ったので、そのついでに実家に立ち寄った。

まずは、ママチャリ。

王道である「虫ゴム交換」をすべく、自分で持っていたバルブセットを持参した。

まず後輪。
なるほど虫ゴムがボロボロ。
バルブごと交換した。
ちなみに、私はこういう再生的作業が大好きである。

次に前輪。
バルブを抜くと、何と虫ゴムの一部がチューブ側の内側に固着して離れない (;´Д`)
「日当たりのよいとこだから仕方ないか」
と思いつつ、適当なものがないので、ガレージに落ちていた段ボール用のステープルで何とかはぎ取った。


次は、GIANT。
私の車に乗せるには、最低限前輪は外さないといけない。
が、前輪をとめているボルトは「15mm」という自転車以外あんまりない規格。
当然ながら私の持っている自転車はクイックばかりなので、専用レンチは持っていなかった。
一応幅の薄い簡易用レンチを持参したが、結構固くネジを舐めてしまった。

「このためにレンチを買うのはもったいない。しかし、次となると、もし数週間後になれば、また母上の小言が延々と・・・」

結局、近くのホームセンターに行き物色。
15mm専用レンチは1580円だったが、この先使う機会は無さそうなのでパスして、モンキーレンチ980円を購入。
「モンキー一本くらい探して家から持ってきておけば」
と、置き場所を把握できない現状を悔やむ。

買い物ついでに、トイレの電球が切れていたので、LEDの千円程度のものを次は買おうと思っていたが、それを198円のノーマルで済ませ、
と、「買ったLEDがハズレ品ですぐ切れたことに仕様」
と、無理矢理その場で自己納得させた(笑


その後、私の家まで持ってきた。
ざっと見て不具合はシートを締める器具が固着していること。

もっとも、母が乗ろうとして、一番下まで下げた状態できつく締めずに放置していたので、シートポスト上下の固着はなく問題なし。

このシートピンって、2000円くらいするんだよなあ。
でも、親父の乗ってた自転車を乗るってのも面白いよな。 と、

※イメージは、ダディーズシューズ ByA.R.B
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家族と

先の日曜日、要請があって両親のいる実家に帰っていた。

部屋の模様替えとFAX兼コピー機の買い物につきあってきた。

かれこれ10年前に、私の結婚に大反対した父親も、今更ながら「早くもらえ」などと言いつつ、ビール代だといくらかくれたりする。


この4月から男性の多い部署から正反対の女性中心の部署に来てしまったこともあり、正式に一度も家庭を持っていない自分がひどく落第生に見えてきた。

隣の席のひとつ年上の同僚の娘さんは、もう高校1年である。
逆立ちしても追い越せない。

結婚に反対され、結局かなわなかったときは、
「一体いつまで家や両親の影響下にいなければならないんだ」
と、イヤな思いになったものだ。

今思えば、当時、私は実家にはほとんど寄りつかず、そのときだけ行ったようなものだから、父が怒るのも無理はない。

「自分の家族ときちんとつきあえないうちは、いい家庭が持てるはずがない」
きっと、そう思ったのだろう。


以前は本当に口うるさかった二人も最近は年を取ったこともあって、丸くなってきた。

「バカな息子ほどかわいい」と言うが、ここまでバカな自分が少し情けなくなっている今日この頃である。










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捨てられず

先週の3連休に結構家の中を整理して、不燃ゴミの前日にも休みを取ってまで、本気で今回は整理した。

それがだな、その前日に打ち上げと称して夜遅くまで活動してしまい、翌朝8時までの出す時間に間に合わず。。。

何やってんだかオレ


まあ一区切りついたことはついた。

CD・DVDはとりあえず不織布の2枚収納タイプに移し替え、プラケースを100枚くらい廃棄した。
5色なので区分でき便利である。

洗剤、化粧品、酒類はすべて残量をチェックし、使えそうにないものはすべて中身を捨てて容器も廃棄した。

今までとは逆に、

整理して廃棄などする

 ↓

スペースが空く

 ↓

整理しやすくなる

 ↓

さらに整理がはかどる


の良循環に入れるといいんだが。


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捨てる連休2

昨夜は3時頃就寝し、今朝は9時起き。

3連休というのに寝だめできず、平日の睡眠時間が少ない身にはキツイ。


ここのところ気になっていた駐車場(未舗装)の草引きをざっとやって、買い物に行き、その後昨日できなかった捨てる作業を進めた。

70Lの強力ゴミ袋3つ程度できたが、紙類の整理がまだ出来ない。

捨てた後のレイアウトも考えながらやっているので掃除と整頓作業も並行してやるので、時間がかかる。

まあ、3年間ロクに休日もない暮らしをしていたし、仕方ないか。

思えば、元々モノを持っている、というか捨てない性格、加えて複数モノを揃えたがる性格も災いして、さほど金持ちでもないのだが、結構モノは多かった。

忙しい
 ↓
いるものがどこにあるのか分からない
 ↓
仕方がない、買うしかないか
 ↓
モノが増える
 ↓
で、またどこにあるのか分からない

というスパイラルに陥ってしまい、どうしようもなかったのがここ3年の現実である。


変な話だが、今回は
「もうすぐ死ぬのに、これは本当に必要か」
とまで考えてやっている。

それくらいにやらないと、そうそう変わるものではない。


何とか、7,8月に片をつけたいと考えている。

今の理想は江戸時代の長屋暮らしみたいに最低限のモノしか持たない生活。


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捨てる連休

連休2日目の日曜日。
当初の7月4日から延期になった一斉河川清掃に朝7時から出場。


休みの日は
「明け方寝て昼頃起きる」
身にしては、非常に厳しい。

しかも連休のど真ん中で、3時間程度しか寝られずに、今日一日は非常に非効率というか、休日の意味がなかった。

4月から5月の連休にかけて、身辺の整理をするつもりが予想外の仕事の忙しさでまったくままならず、延期延期でここまで来てしまった。

・どこに置いたかわからないような生活はやめる
・新しいものを買えば旧品は極力処分する
・スペースを空け、清掃を簡単にする

大体この3点が頭にあるのだが、PC部品なんかは「使える・使えない」をチェックしないといけないので、これが非常に腰が重い。

「液晶とはいえど、いまどき14インチなんか使わないよなあ」
と、不燃ゴミで出すか、売っぱらうか迷う。


しかし、「極力処分する」という気持ちにはいささかの迷いもない!

いつ死んでもおかしくない(笑)こともあるし、やっぱり片づいていたほうが同じ人生時間的なロスが少ないのは目に見えている。

あと1日だが、少しでも前に進まないと。




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2010 鏡川祭り 日程

2010 鏡川祭り(=第5回土佐の宵まつり)

○日程 2010年7月24日・25日(土日)
    17:00〜22:00

○場所 鏡川みどりの広場(高知市鷹匠町)


 ネタもと


○2010 鏡川花火大会はこちら
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エレコムのメモリ



先日、エレコムわけありショップで買ったエレコムのメモリ。

PC2-4200/DDR2-533 512MBを4枚。
しめて3500円くらいで規定により送料無料。

Precision370に増設(つか256×4を総替え)し、1GB→2GBとなったんだが、うーん劇的とはいかなかったかな。
スムーズにはなったが。

やっぱり元々512MBとかで販売されている商品は増設してもそれなりで、今どきの元々2GBとかのものが、
「2GBだから速いな」
って恩恵に預かれる感が高いんじゃないだろうか。

まあ、メモリ不足の不安がまったくなくなるのはいいことだ。


今回も4スロット全部使っているので、次回増設するとなると、今回購入分を不要とせざるを得ないが、まあそれは無いかな。


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デュアル・ディスプレイの設定方法



前々から便宜上、パソコンをデュアルモニターにしたいと思っていて、ネット上で「デュアルディスプレイ 方法」というキーワードで設定方法とかを調べていたが、どのページも、まったく要領を得ないものだった。

ふと、
「現在使っているビデオカードには、PCIとAGP両方あるので、これでできるのでは?」
と思い、これに限定して調べてみて実行してみた。

ビデオカードは、ATI FireGL V3100 である。

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とりあえず、モニター2台をそれぞれビデオカードに接続する。

そのままでは、一方しか移らないので、Windows上の「画面のプロパティ」の詳細タブから設定。

左下の「Windowsデスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする」にチェックを入れる。

(その後、ここで少し設定があったと思うが、何をやったのか忘れてしまった・・・)


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結果、きちんとモニター2台分のスペースで使えるようになった。

これまではウィンドウがどうしても重なってしまっていたが、現在では2画面なので、「一方でネットを見て、一方はソフト」という状況で、ウィンドウの重なり無しで作業出来るようになった。

これは非常に使い勝手がいい。

ただ、消費電気量も増えているだろうから、部屋が少し暑くなったような気はする。

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命を賭けてでも

なんか疲れたし、考えることの多い一週間だった。

6月末で、仕事は一段落する予定だったが、妙にダラダラと余波が続いている。
「今日は、早めに帰ろう」
と考えていても、周囲の状況で遅くなることばかりで、これが結構しんどい。

そんな中、国際派日本人養成講座を見て、少し思い直した。

最近、生き方について妙に考えるようになっている。

それなりに仕事や、地域のこと、社会貢献もしてきたようではあるが、何かまだ成し遂げていないこと、今からでもやったほうがいいことがあるような気がしている。

それがわかれば、もう少し腹の据わった生き方もできそうだ。



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子供が喜ぶ武士道論語(国際派日本人養成講座から)

注)以下はメールマガジン「国際派日本人養成講座」からの引用です。
興味のある方は、メールマガジンを受信すれば、定期的に読むことが出来ます。

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JOG-Mag No.654
子供が喜ぶ武士道論語
■ Japan On the Globe(654) ■ 国際派日本人養成講座 ■

「自分の命より大切なものがあると知ったときに、その人の人生は輝きを増して、人間として素晴らしい人生を歩むことができるのです」

■1.派遣村に同情する価値なし
空手7段の瀬戸健介氏(昭和21年生まれ)は、毎月、論語勉強会を開催している。4歳の子供から幼稚園児、小学生も参加しているが、みな長時間、お行儀良く真剣に話を聞き、『論語』を学ぶことを楽しんでいる。ある時、瀬戸氏はこんな話をした。

君たち、派遣村って知っているかな? 一時ニュースですごく話題になっていたでしょう。日本が不況になって、クビになった派遣社員が行く所がなくなってしまった。それで日比谷公園に派遣村をつくり、炊き出しをしてもらって年末年始をしのいでいました。
彼らにインタビューして、「今、手持ちのお金がいくらですか?」と聞くと、千円とか二千円という人がたくさんいました。
みんな、気の毒だ、かわいそうだっていっていたけれど、先生は、そういう人たちに同情する価値はないと思います。ある程度年を取ってクビになった人は気の毒だと思うけど、若い人たちは、それまでにどういう生活をしていたかが問題だと思うんです。


■2.「だって、普通は親兄弟や友達が助けてくれるでしょう?」
なかには月々30万円から50万円も貰っていた人もいる。それなのにクビになって1ヶ月もたたないうちに数千円しか持っていないということは、結局、自分の未来の展望も考えずに、稼いだお金を使い切ってしまっていたのだろう。
「その結果、お金に困るというのは、本人たちの責任だと思います。君たちは絶対にそういう考えを持ってはいけません」と瀬戸氏は子供たちに諭す。
派遣村のニュースを見ていて、もう一つ不思議に思ったことがあります。寮を追い出されて住む所がないからといって、「これからはテント暮らしです」というのはどういう人なのだろうと思ったのです。

だって、普通は親兄弟や友達が助けてくれるでしょう? 泊まる場所がないという人は、信頼できる友達もいなければ、親兄弟や親戚からも相手にされていないってことなのでしょうか。
ここで瀬戸氏は、自分の体験を語る。
実は先生は、大学を卒業して海外へ空手の指導に2年間行っていました。父親が亡くなったので帰ってきたのですが、その後しばらく仕事をしていなかった時期があります。・・・

でも、お金はなかったけれど、それでも先輩や後輩が「うちに来い、うちに来い」って誘ってくれて、泊めてもらっていましたよ。少しも嫌な顔をされることはなかった。お互いに信頼していましたからね。


■3.「いい友達をつくる方法」
瀬戸氏は「いい友達をつくる方法」として、こう述べている。

みんなは素晴らしい友達を持っていると思うけど、もし君たちの周りに、友達ができなくてすねているような人がいたら、それは自分の責任だということを教えてあげてほしいと思います。

「いい友達が欲しいのなら、一生懸命勉強して自分を磨く以外にないよ。すねている時間があったら本を読んで、勉強しろよ」っていってあげてください。

その一例として、瀬戸氏は明治のはじめ、岩倉具視を団長として1年10か月もの間、欧米を巡回した視察団に参加した女の子たちの例を挙げている。8歳から16歳の女子が、日本の女子教育を発展させるために選ばれていたのである。
この女の子たちと接したアメリカ人の感想が残されている。それによると、「いま、我が国を訪れた日本の女性たちは、しとやかで上品な起居振る舞いのため、アメリカ人の間にたくさんの友人を得た」と書かれている。瀬戸氏はこう解説する。

英語が話せない小さい女の子がアメリカに行ってみんなに好かれているのです。言葉が通じなくても、人間としての徳性を身につけていれば、周りに自然と人が集まってくることがわかるでしょう。
最年少の津田梅子は、後に津田塾大学を創設して、日本の女子教育の先駆者と呼ばれるまでになったが、武家の娘として厳しい家庭教育を受けていたはずである。


■4.「徳は孤ならず。必ず隣あり」
瀬戸氏は「人間としての徳性を身につけていれば、周りに自然と人が集まってくる」事は、歴史を見ても多くの例があるとして、こう説く。
 ・・・近江聖人と呼ばれた中江藤樹なども滋賀県の小川村という片田舎に住んでいたのに、その人徳を慕って全国から人が集まってきています。当時は電話もないし情報も少ないのに、どこからか彼の評判を聞きつけて学びたいという人が大勢やってきました。

伊藤仁斎にしても、二宮尊徳にしても、佐藤一斎にしても、藤田東湖にしても、西郷隆盛[d,e]にしても、みんな彼らの徳を慕って全国から人が集まってきています。

「徳は孤ならず。必ず隣あり」の実例は、歴史を振り返れば数限りなく存在しています。

だから、みんなも自分を徳のある人間に磨くように心がけていけば、絶対に寂しい人生を歩むことはありません。

「徳は孤ならず。必ず隣あり」とは『論語』に出てくる孔子の言葉だが、派遣村で過ごす若者たちも、日頃からこうした言葉を習って自分の人間を磨いていれば、親兄弟や友達が助けてくれたであろう。

そうした学問をしていなかったばかりに、誰も助けてくれない、という寂しい人生を歩む。『論語』が今の我々の人生にも大切な教えを含んでいることが、よく分かる一節である。


■5.勉強ができる子とできない子の違いはどこから来るのか?
このように身近な例で『論語』の教えを説いてくれるのが、子供たちが喜んで瀬戸氏の勉強会に参加している理由だろう。
もう一つ、身近な例をあげよう。「子曰(い)わく、教えありて類なし」という一節を説明した部分である。類とは「種類」のことで、人間にはいろいろな種類がある。善い人もいれば悪い人もいる。
学校では「人間はみな平等だ」と教えるが、それなのにどうして善い人と悪い人がいるのだろう、と瀬戸氏は子供たちに問いかける。
君たちのクラスでも、同じ先生に勉強を習っているのに、勉強ができる人とできない人がいるでしょう? どうしてそうなるのだろう。
それは努力している人と、努力していない人の差です。同じ先生が、同じ情報を皆に与えているのだけれど、「僕は一所懸命に勉強して立派な人間になる」と心に誓っている人の方が、絶対に成績が上がります。
したがって「教えありて類なし」とは、人間は正しい教えを受けて、一所懸命に勉強することによって、誰でもみな素晴らしい人間になるということです、と瀬戸氏は説く。

すなわち勉強ができるかどうかは本人の努力で決まり、その努力ができるかどうかは、本人の「志」の如何による。

じゃあ、どういう志で努力をするのがよいのでしょうか。それは「自分は立派な人間になって、世のため人のために役立つ人間になるぞ」という心がけです。その気持ちさえ無くさなければ、君たちは絶対に立派な大人になることができます。


■6.「世の中には命よりも大切なものが絶対にある」
「志」に関連して、『論語』には、「志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無し。身を殺して以て仁をなすこと有り」という一節がある。
「志士」とは、国や社会のために自分の身を犠牲にしてでも尽くそうという高い志を持った人のことを言う。仁人とは、気高い志が一人の人間の中で固まって人格ができあがったような人のことである。
「志士仁人は、生を求めて以て仁を害すること無し」とは、「志士や仁人は、自分の命が惜しいがために人の道に反するような行為はしない」という意味である。次の「身を殺して以て仁をなすこと有り」は、「時には自分の命を投げ出してでも、人の道を貫き通す」ことを意味する。

今の世の中では「命より大切なものはない」と教えるが、それに瀬戸氏は異議を唱える。
でも、世の中には命よりも大切なものが絶対にある、と先生は思います。そして、自分の命より大切なものがあると知ったときに、その人の人生は輝きを増して、人間として素晴らしい人生を歩むことができるのです。
だから先生は、君たちには命よりも大切なものがあることを絶対に知ってほしいと思います。


■7.命を賭けてでも自分の志を貫こうとする人間の育成を孔子は目指した

「世の中には命よりも大切なものが絶対にある」ことを身をもって示した人間として、瀬戸氏は楠木正成(くすのきまさしげ)を挙げる。

鎌倉幕府の悪逆非道ぶりを正そうとした後醍醐天皇の呼びかけに馳せ参じ、正成は知謀の限りを尽くして幕府を滅ぼした。しかし、後醍醐天皇に反逆した足利高氏の数万の軍勢を敗北覚悟で迎え撃ち、「七生までただ同じ人間に生まれて、朝敵(朝廷に敵対するもの)を滅ぼさばや(滅ぼしたい)」と言って、弟・正季と差し違えた。

この楠木正成を尊敬し、自分の生き方の手本にしたのが、吉田松陰である。その門下から高杉晋作、伊藤博文、山県有朋といった人物が巣立ち、彼らが明治維新と明治日本の建設をリードしていく。

楠木正成は武士の理想像と仰がれてきた人物である。その生き様が幕末の志士たちに受け継がれた。彼らの生き様は、まさに「身を殺して以て仁をなすこと有り」を実践する武士道であったと言えよう。
孔子は、命を賭けてでも自分の立てた志を貫こうとする、激しくかつ肝の据わった人間の育成を目指しているのです。それがここに挙げた言葉からは伝わってきます。孔子の本質はここにあるといってもいいでしょう。
瀬戸氏の言う「孔子の本質」を踏まえれば、我が国においては、なぜ儒教が武士道の根幹の教えとされてきたのかが得心できる。このあたりは、いかにも
武道家ならではの指摘である。


■8.本当に大切なのは、限りある命をどう生きるか

「身を殺して以て仁をなすこと有り」という事の意味が分かれば、以下の瀬戸氏の説くところは、子供たちの心にもすっと入ってくだろう。
命はすごく大切なもの、尊いものだと君たちは学校で教わりました。でも、命は永遠に続くものではありません。すべての人に必ず死は訪れます。そう考えると、本当に大切なのは、限りある命をどう生きるかなのだと先生は思います。

 ・・・志ある人は「人間は必ず死ぬ」と知っています。志のない人は、人間が死ぬということの本当の意味を知りません。そこに人生に対する緊張感の差が出てきます。そして、その差が人間的な魅力の有無につながっていきます。

緊張感のある人生を送ることによって、人間には落ち着きが生まれ、そして輝きます。そこに人間としての美しさが表れてくるのです。美しさというのは、決して姿や顔形のことではないのです。

日頃の蓄えも、助けてくれる友人もなく、派遣村での炊き出しで食いつないでいる人々の姿は美しくない。彼らには自分の限りある人生をどう生きるか、という緊張感がない。それはそもそも世のため人のために尽くそうという志がないからである。

戦後の教育は「命を大切にしよう」と子供たちに教えてきたが、その結末を象徴しているのが派遣村の人々の生き方であると言える。「限りある命を大切にするためにはどう生きるべきなのか」を問うた先人たちの学問を忘れ去った結果である。

瀬戸氏の教室で、子供たちは「人としての生きる道、徳を説いた言葉に触れることで、背筋がしゃんと伸び、それを学び続けることで心の中に芯が生まれてくる」という。

これこそ子供たちを真に喜び輝かせる学問である。そしてこのように育った「背筋のしゃんと伸びた」国民が、国家の未来を切り開いていく。
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Hさんの訃報

プロ野球選手寮の寮長を勤めていらしたHさんが昨日急逝された。

今年3月にお会いしたときも、いつもと変わりなく、そのときはお互い忙しかったので、
「また今度ゆっくり会いましょう」
といった話をし、この9月にお会いするのを楽しみにしていた。


Hさんは、人に会うたびに、相手に深々と頭を下げていた。
それは、相手が年上だろうが、私などの若造だろうが関係はなかった。

かといって、人にそれを強制することはない。
しかし、Hさんほどの方がそうしているならこちらもそうしないわけにはいかない。
それ以来、私もきちんと頭を下げ、一度止まるような挨拶を心がけるようになった。

昨日夕刻、訃報に接し、昨晩は飲み明かしたが、現実に戻るといまだに心にピンが刺さっている。
野球の神様が、また一人召し上げていかれた。

私の年齢からすると、今後も多くの人の死と接する機会がますます増えるだろうが、何ともやりきれない。

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眠いことは幸せだ

今週もずっと仕事が忙しく深夜帰宅で睡眠時間短め。

今日は、昼間も十分眠かったが、普段なら平気な午前1時でももう限界。

仕事が忙しくなくても、これくらいの時間に寝付ければいいんだが。

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ネットってほんとに

タイトルに記すのはさすがにはばかられたのだが、

ネットってほんとにクソみたいな情報しかないな(笑)


ちょっとモニターをデュアルで(二つのモニターを並べてワイド画面にするイメージね)使ってみたくて調べていたのだが、そういったページでは、一体何が言いたいのか・・・

昔、家庭内LANをやってみたくて調べたときに、
「ろくに説明できもしないのにグダグダ書いてんじゃねーよ!」
と思って結局断念したことがったが、今回も同じ。

理論は後でいいんだから、さっさと
「これとこれを買って、こういう風に接続すればOKだよ。ただし、こういう環境じゃないとダメだよん」
って、表にまとめてくれればいいのにさ。

おまけに「これについては、○○のページをご覧ください」ってあるのに、○○のページが無かったり。

睡眠時間を削って調べていたので、余計腹立たしい(笑 
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