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やっぱり金も必要だ

今日エクセルで作業していて、数字を入れているセルが部分部分でずれているので、セルの書式設定で、数字のプラスマイナス時の扱いを統一した。

かつて、この原因がよく分からず悩んでいたことを思い出した。
書体は全く一緒にも関わらず、画面を見た時点で枠線からの位置が違うからである。
多分表示上の必要から、プラスマイナス時の扱いを変更したらずれていたセルと表示が合ったので、気づいたのだろう。


最近、仕事が忙しい。
私が社会に出たバブルちと崩壊の頃(古いよな)を考えると、取引先も含め、あちこちの仕事場に人が少なすぎる。

ここのところずっと、自分の守備範囲を考えると
「これは担当一人でやる仕事じゃないよな」
と、思うケースが多い。

労働者は、常に使用者の言いなりである。
組合運動が一定の歯止めとして存在する場合もあるが、それでも使用者が大半の生殺与奪の権利を有していることは言うまでもない。

使用者=経営者 も、この時代に社員を抱えて生き抜かねばならないので、それも大変である。


しかし、人がいなさすぎる。
「人は減らします。残業代も出せないので、できれば早く帰ってください」
とおっしゃるのでは、仕事の量を変えられない現状、質を落とすしかない。

昨今の民放のバラエティー番組も、こういった事情が反映されているのではないかと思う。

時代劇専門チャンネルなどを見ていると、かつての映画、ドラマが全盛だった時代には、しっかりしたものが作られていたことを認識するとともに、現在のレベルの低さを痛感させられる。
三流タレントや、原稿を見続けてもきちんと読めない進行役の若いネーちゃんにはうんざりだ。


コスト削減のため、親会社から下請け会社へ、正社員から非正規社員へと仕事の流れる現状では、現場でプロは育たないし、クオリティーも低下する一方。

こういった問題は、TV業界だけに限らず、現在の日本全体を覆っている。
現状をいい方向に変えていくとするなら、初任給を下げつつ、正規社員を増やしていく(これが結構コストを圧迫するんだが)しかないのではないか。
幸い、今の若い人たちは子どもの頃はそこそこいい暮らしだったかもしれないが、社会に出るとさまざまな現実を突きつけらるので、さほど金のかかる生活を考えないのではないかと思う。

人口減により、多少なりとも住に関する部分の負担は減ることになる。
世の中の家庭全体が、平均収入・平均支出ともある程度下がった状態になり、それが人並みとなるなら、さほど問題はないように感じる。

モノの無かった時代から、モノがあふれた時代、そしてまたモノをあふれさせない時代に戻していく。
環境問題も含め、こうしたやり方が現代人には求められているのではないか。

書いた人 nippon | comments(0) | - |




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