「上げ潮の時代」というのを、とある方が発表している。
道州制に移行すれば、すべて解決!的な安易な発想...
格差社会に不満を持つ人々に対するガス抜きとしての、公務員給与削減。
相変わらずだなあ。
民間平均給与 400万円
国家公務員平均 660万円
地方公務員平均 700万円
「よって、公務員は優遇されすぎだから、給与を下げる。スト権も導入する」って感じなんだが、
・地方公務員平均700万円って、どこの国の数字だ(笑
・今さらスト権を付与しても、これだけ公務員バッシングを仕掛けられいては、ストした職員に重い処分を課しても、住民は何も思わないでしょ。時代錯誤も甚だしい。中立であるはずの人事院も、完全に政府側の機関になりさがってるし。
・民間っていうけど、そこらの小規模な会社も混ぜてるしさあ、曲がりなりに試験受けて合格した者と一緒に考えるのは無茶苦茶。今後、公務員試験はクジ引きにしてみる?!
・今後、道州制導入するとすれば、特に地方の役人さん方には頑張ってもらわんといかんのに、給与下げたら働かなくなるよ。「給料も安いし、クビにならない程度に働けばいいや」ってさ。第一、公務員に成果主義ってのもそぐわないでしょ。極端に能力のない人を解雇するための手段としては、いいかもしれんが。
・高級官僚の方々が集まっても、将来の有効な政策を打って来られなかったのに、今後、質が下がったら、ますます日本の将来は危ういのでは。あ、よく見りゃ、あまり国家公務員給与には触れてないか(笑
・それより、地方も市町村合併で議員数減ってるからさあ、見習って国会議員も減らすとかいう話できないの?
こんなんじゃあ、道州制に移行したってダメじゃん。
相対的に公務員が減っても、質が悪いんじゃどうにもならない。
それに、都市と地方の格差なんか、絶対に解消しないよ、バカ!