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新技術

日々、あちこちでSDGs特集とか地球温暖化対策の先進事例集だとかを目にする機会が多く、はっきり言ってうんざりしている。
補助金、交付金の対象になりやすいし、地域貢献してるっぽいし、今求められている課題を解決していることをアピールもできるからだろう。
私たちこんなことしてますという主張を紹介するのも結構だが、同じ割合で、もし気候変動の影響が高まっていった場合のリスクをきちんと紹介するのも大事ではないか。
集中豪雨や干ばつ、農産物への悪影響など単純なものから、そこから派生してどういったことが起こりうるか。
現在対策をしていても、日本ができることは大したものではないので、悪影響が大きくなった場合のことも考えておかないと。
IPCC報告はバイアスがかかりすぎてるので、もうちょっと中間的なやつか、元データによるもので。


東京都で、新築住宅には太陽光パネル設置することを義務化する条例が成立した。
チャイナが儲けるだけ、人権無視かよといった問題もあるが、これに基づき設置する住民側の未来はどうなのだろう。

先に核融合技術による発電で、歴史的な成果が出たとの報道があった。
せっかく太陽光パネルを設置したのに、あっという間にゲームチェンジになったりして。
情報リテラシャーである私としては、この核融合発電の件について、関係者が口をそろえて
「実用までは何十年もかかる」
と言っているのが、逆に気になる。

こういった技術があるのなら、今すぐ
「各国集まって決めたことだから、パリ協定の目標を絶対達成するんだー!」
と、参加国が協力しあって死にもの狂いで努力すべきではないか。
ただ、これをやって、もし十年以内に実用レベルになれば、現在あちこちで、やれ太陽光パネルだ、洋上風力だ、バイオマスだとやっているビジネスがすべて下降モードに入るし、原油や天然ガス産出国の影響力も落ちる。
現在商売に国力維持に躍起になっている方々が、そんなことを許すわけがない。

まあ、こういった技術の進歩については、
「数年後には、〜かもしれない」
と期待されたものの、結果、数十年後も進展なしということも過去にはありそうなので、前出の関係者の言い分のほうが当たる確率が高いのかもしれないが。
書いた人 nippon | comments(0) | - |




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