母宅に行き、クローゼットに置かせてもらっている冬専用スーツとウールのセーター類を取ってきた。
まだ先でいいやと考えていたのだが、ここのところのあまりの寒さに危機感を募らせて。
ついひと月前まで
「こんなものを着る機会があるのだろうか」
と、見るのも暑苦しいくらいであったが、日本の四季はすばらしい。
十数年前までは、時々あるチクチク感を嫌っていたこともあり、「パンクに毛糸なんざいらねえ」と、ビジネススーツ以外、ウール類は所有していなかった。
(あ、カシミヤのマフラーはあったけど)
その後私服は完全にパンクに戻り、休日はほぼ革ジャンで過ごすようになり、下には何を着ればいいかと。
それっぽい長袖シャツをあわせてみるのだが、なんかイメージと合わない。
そう寒くない時期はグンゼのカットオフVネック長袖の白と黒を重ね着しているが、保温インナーではあるものの、もともと生地が薄いためさすがに真冬は無理。
そこで目を付けたのが、Vネックのセーター。
オフィスでスーツの下に着るようなものは当然敬遠するが、それっぽい(←しつこい)ものもあるし暖かいしでなかなかよい。
その流れで、家の中でもセーターやカーディガンを着るようになった。
フリースも悪くはないが、暖かさではこちらが上と感じる。
一枚多少チクチクするものもあるが、ビールの苦みと同じだと勝手に思っていればすむ話。
今回の古酒は「Order of Merit 12年」。
カナディアンは、正直あまり飲んだことがない部門。
知名度のせいもあるのか、世の中の取引価格は12年ものにしてはお安め。
それなりにどんどん飲める酒ではあるが、12年にしてはお酒としての主張が薄いかなと。