家人が実家で使っていた部屋のクローゼットに、ずいぶん前に冬物のスーツを置かせてもらっていた。
数年前の衣服の入替時期にすべて持ち帰ったつもりでいたが、義母から
「ずっと置いたままになってるけど」
との話があり、このたび残っていた三着を引き上げてきた。
一着は購入したまま一度も着ていないもの。
すぐに必要というわけではなく、安売りされていたのでとりあえず買っておいた的なもので、今履いてもウエストがギリギリなので、当時人生で体重のピークを迎えていた私からすれば、当面着られないと考えていただろうから、記憶から消えていったものと思われる。
それ以外はサイズ的な問題はない。
もう一着もあまり着ていなかったもので、そういえばあったかなというレベル。
間隔の大きいチェック柄のもので、自分の中でビジネスの場ではきちんとしたものをという志向が高まった時期なので、ちょっとこれはという感じだったろう。
補正もきちんとしたのか、サイズ的にはまったく問題ないので、カジュアルフライデー(現在あるのかしらんが)専用にしよう。
最後の一着は、チェンジポケット仕様(ジャケットの右ポケットの上に小さめのポケットあり)で、スーツにしては珍しいシルク混のもの。
二十年ほど前、チェンジポケットに目覚めたときの初期に購入したものでよく着ていたが、当時は”大は小を兼ねる”的な発想だったので、今着てみるとパンツはともかくジャケットはダボっとしていて、いけてない。
現在はすべての服においてジャストサイズにこだわっているので、今回新たに2着増えたこともあり、今後着る機会はなさそうだ。
状態は悪くないので売れないかなと思ったところ、表地にシミがあり断念。
お疲れ様でした。
チェンジポケットのものは全部で5つあり、これまで一週間日替わりができていたが、これとは別にテカリがかなり目立ってきたのが一着あるので、もう一週間日替わりチェンジポケットはできなくなる。