家を一軒閉めようとしているところなので、ただでさえロードバイク３台に圧迫されている私の部屋が、さらに徐々に取ってくる物品に侵食されつつある。
作業にあたり、大量のごみ袋や、作業用手袋、夜の酒肴から新しく購入した台車まで、私の出費は多々に渡っているのだが、大人ばかりで作業しているので、誰も
「出そうか」
などという人がいない。
県外から旅費を使って作業に来ている親族もいるのでまあ仕方ないのだが、さしあたっては相続人がもう少し気を使えよと。
十数年前まで私が居住していた二階の数部屋の物は、ほぼ処分していたので、家具以外はほとんどない。
これについては、初日に入った親族一同、
「あんなにあった本とかを、よくそこまで自力で処分したもんだ」
と感動したらしい。
それでも、そのうち整理しようと一階におろしてきていたものが本を中心に結構あって、その分別だけでも、先日なかなか大変だった。
古いものではあるが、個人情報漏えいの懸念もあり、おいそれと処分を人任せにできない。
ホイールを購入した時の段ボールを、買い替えのときにいるかもと残していたのだが、その中からクイックリリースが二本出てきた。
缶ビール代くらいは出るだろうから、折りたたむのが自分でよかった。
また、ほかの者が持ち返らないもののうち、めぼしいものを持ってきて、今ネットで売りに出しているが、一部が結構な値がつきそうで何より。
しかし、初日に叔父から電話があり、
「今、来てるんだけど、ギターもう処分していいか」
と言うので、昼間でこちらも忙しく、ノーブランドのベースしか残っていないと思っていたので、
「どうぞどうぞ」
と答えたが、後日フェルナンデスのＺＯ−３のソフトケースを発見。
めちゃめちゃ悔やまれる。。。
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