SDGsと地球温暖化の本をこのところ何冊か読んでいる。
情報リテラシーの観点から、
「大事なことだからがんばりましょう」
と主張する本、また
「世界的なビジネス戦略なのでほどほどに」
というものと、両方をである。
面白いのは、前者のほうは本当にお花畑というか、
「今のままではいけません。これをみんなでやれば世界中の人々が幸せになります」
的な自らの主張に終始し、弊害などはほとんど書かないものが多くであること。
これに対し、後者は
「実際はどうであれ、すでに国際基準になっている部分もあるので、一定追従せざるをえないが、すべてを鵜呑みにする必要はない」
と、両論併記となっている点。
スキージャンプのように、日本が頑張ったらルールを変えてくるのに似ていると私は思っているのだが。
先日、高校生が対象のアンケートの記事だったと思うが、今年の印象に残った言葉は?という質問に対し、SDGsという回答が上位に入っていた。
冒頭で情報リテラシーの観点と言ったが、学校では盲目的に教えるだけでなく、きちんと全体像や背景、世界各国の動きなども「それとなくでいいので」教えてあげてほしい。
地球温暖化に関することで、私も以前から思っていたが
産業革命以来CO2は増加の一途だとされているのに、大東亜戦争後は一次的に気温が上がっていない時期がある。
私が高校生なら、真っ先にこの部分の説明を先生に尋ねると思うのだが、特に見える形であるグラフについては、都合の悪いものはどんどんぼかした感じのものに更新されているようなので、このグラフはもう地球温暖化教材として登場することはないだろう。
また、アテにならないのに多くがアテにするwikipediaでは、「地球温暖化懐疑派の意見」のページまであって、そこでは懐疑派の意見に対するそうではないよ意見までで記述が止められており、非常に意図的である。
(こういった話はきりがないので、このへんで。)
現在、全国で老朽化した橋やトンネルの補修費用が問題になっているが、これは近年作られた道路や港やハコモノも将来そうなってしまうということ。
すでに、学校の校舎や体育館などは、解体・新築は推奨せず、寿命延長に舵を切っている。
一次的には議員や首長の手柄にはなるかもしれないが、特に人口が減少している我が国では、将来必ず負担となる。
全国でどんどん設置されている太陽光パネルもしかり。
■ ■ ■ ■ ■
ボーナスが出たこともあって、かなり久しぶりに名刺入れを新調した。
これで4代目となる。
多分今生ではこいつが最後だろう。
ここ十年くらいは赤のを使っていて、受け渡しするときに、
「個性的だな」
と思っていただいた部分はあったかもしれないが、そろそろきちんとしたほうがいいと考えて。
色はメンズではスタンダードな黒。
仕様について、ちょっと値段はアップするが、前から興味があった風琴マチという仕様にしてみた。
ちょっと入れた感じや出し入れを試してみたところ、あまり違いがわからないのだが・・・・・・。
<NEW ONE>
<used before>