二週間近く前だろうか、BSで京都から若狭に至る鯖街道の番組を観て、シメサバないしは鯖寿司が食べたくなった。
仕事の帰りに時折買う、サバの炭火塩焼きが結構気に入っているので、家で生の切り身を買ってきてやってみたが、丸サバだったせいか、脂のノリがよくなかったのか、焼き方がダメだったのか、遠く及ばない出来で、なおさらシメサバへの思いが募った。
シメサバはスーパーのものは今一つ、魚屋のものならいいが、結局いずれも割高なので、どうせなら塩梅も含めて、自分で作りたいという思いが強い。
そんな中やっと時間ができたので、さっそくほぼいつも鯖が置いてある魚屋へ。
丸々とした清水サバ2本で1400円。
魚屋のシメサバは多分サクひとつで2人前。
今回はサク4つで8人前相当なので、シメサバの単価が500円と考えるとお得感もあるし、何より作るのは楽しい。
さっそく塩をかまして一日保存コースへ。
中骨は大根と一緒に船場汁風にしたが、中骨の身をちょこちょこやるには味が薄めなので、味噌を追加。
最後はうどんと豆板醤を投入して〆た。
やはりしめ鯖には柚ノ酢がきいていてほしいので、次の日曜市で仕入れてくるかな。