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優秀な社員って何だろう

この4月から、一部新しい仕事を引き受けているが、さっぱりワケが分からない。

まず、この業務の引継書がA4にたった2枚。
(数年前に同じような状況があったナ)

年間のフラットファイルだけでも、ゆうに20冊。
8センチクラスのファイルも10冊くらいあるのに、こんなのでわかるわけがない。

幸か不幸か、前任の彼が近くにいるので、聞けば済むのだが、内心
「お前、もう少しやり方はないのか?」
である。
日々、ジョン・ライドンのように
「クソったれめ!」
と思う原因のほとんどは彼なのだから。


以前にも書いたが、私はいつも引継書をどんどん更新していっている。
自分がわからなかったこと、そこらのマニュアル本などでもすぐに引き出せない答えなど、後任に教えるべき物は限りなくある。

ファイルやディレクトリについても、
「どう表現すれば、客観的にわかりやすいかな」
と、考えながら作業している。


ところが現在関わっている仕事は、すべてが逆。
紙ベースの資料はどこにあるのか分からないし、データファイルも古いものから新しいものまで1カ所に詰め込んであるので、膨大すぎて検索にもひっかからない。

なぜ、私がここまで引継にこだわるかというと、ひとつは、
「私が必死になって探して、やっとたどり着いた労力をむだにしたくないこと」
「後任には、そんな労力は省いて、新しく何かをやる時間を持ってほしい」
という点である。

こんなことをいうと
「探すという作業力が身に付かなくなる」
という意見もあるかも知れないが、さらに探す部分も必ず出てくるはずだ。


自慢するが(笑)、私の場合、全く違う場所に移っても、後任からはまったくと言っていいほど電話はかかってこない。
それだけきちんと読めば分かる「モノ」を作り、置いてきているからだ。


ただ、自分の脳内で仕事をこなし評価を受けることは、誰だって出来る。
個人的な評価につながらないかもしれないが、少し回り道をして、無意味な労力を後任に使わせないという手法を社員の大半が取れるのであれば、組織力は高まり、ひいては社会貢献につながるだろう。



書いた人 nippon | comments(0) | - |




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