先日ヤフオクを利用し、ちょっとした消耗品を購入したのだが、支払いまで終了した後に、購入したものは型番が間違っていることに気づいた。
出品者に取引中止のメッセージを送ったがまったく返信なし。
「お盆で長期間休みなのか？」
と待っていたところ、今度は発送しましたという通知が。
「取引数実績も多くて、よい評価が１００％なのにこの対応？」
と疑問に思うと当時に、
「もしかしてお盆休みで、とりあえず発送だけ事情を知らない者に依頼したのかな」
とも思っていた。
いずれにしろ、取引上許されることではないので、
「評価１００％を９９．９％にするのはオレか」
と感慨深く思っていたところ（笑）、お盆明けの月曜日、サイズ違いの商品到着。
同日、連絡掲示板で不手際のお詫びと、これから送付する返信用封筒による返送依頼、返金分を振り込む口座についての連絡も来た。
私の想像が当たっていたようである。
そんなに高額なものでもないので、先方の利益はほぼ無くなったかマイナスかもしれない。
信用を守るということは、それくらい大事。
かくいう私も、若い頃、いや、つい最近まで普通の人では当たり前にできる付き合い上のルールがうまくできないという部分がたくさんあった。
仲のいい友は、心配して忠告してくれるものの、なんというか、自分の中の考え方（理論とかではなく普通の人が普通に持っている感覚）が追いつかず、そのときはよく理解できないという具合。
時を経るに従って、知識経験が蓄積された後、様々な過去のことについて、人としてその対応はよかったのかと考え始め、現在進行しているもの、また過去のものを思い返してみれば、よろしくなかったことが数多く思い起こされる。
今思えば、本当にそれらは自分にとって「発達障害」的な部分であった。
多くの人に迷惑をかけ、を傷つけたのはもとより、自分自身もいくつもの痛い思い、辛い思いを経ながら少しずつ気づいてきた。
「発達障害」というと大げさであるが、人には誰しも、そういうアクのような部分がある。
自分で進歩したいと考える人は、一朝一夕にではなく、少しずつ少しずつ、アクを取っていけるのではないか。
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