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道州制ブログ/市町村合併ブログ(H19.02.05)

「小さな政府」への疑問 


 最近、決まり事のように「小さな政府」を連呼する人は多い。

 では、現在の日本が「大きな政府なのか?」というと、答は決定的に
NO!である。


<人口1000人当たりの公務員数>

 日本 米国 イギリス フランス ドイツ スウェーデン
 38  75    80    97   65    100超

 出典:財務省「各国社会経済主要諸元(データは98年)」
    スウェーデンのみ、「スウェーデンの地方自治」を参照

 上記のとおり、日本は決して大きな政府ではなく、小さすぎるくらいだ。
 「小さな政府」好きな人々は、この事実を知っておられるのだろうか?
 特に、道州制推進論者は、スウェーデンを理想の国とする向きが多いが、右へならえなら、公務員は現在より3倍増。
 加えて「小さな政府」を主張するなら、いわゆる「いいとこどり」で、主義主張にあまりにも矛盾があり、ただでさえ道州制導入を理解しがたく感じ
ている国民が、さらについていけなくなるのではないか。
(質的変換>量的変換 ということを私は言いたい)

 かといって、私は単純に「大きな政府でもOK」とは考えていない。
 上述の各国の公務員数についても、「どこまでを公務員としてカウントするのか」という基準が国により異なっている可能性もあり、多少のばらつきも想定される。
 基本的に、公務員数の多少の議論よりも、国民が安心感を持てるような仕組みづくりをトータルで考えることのほうが大事なのであって、いたずらに「小さな政府、公務員数削減」を主張し、「ともかく歳出経費が削減されれば、すべて解決」(負の理論)とすることが、いかがなものかと思うのである。
 北欧諸国を道州制のモデルにするなら、それらの国々のセーフティーネットのあり方や、教育や企業育成の手法などを中心に論じるべきであって、ことスウェーデンに関しては、「小さな政府」はまったくあてはまらない。


 政府が主導して、マスコミもそうだそうだと食いついている「小さな政府、公務員数削減」論については、

・公務員(仮想勝ち組)バッシングによる、格差社会における不満分子へのガス抜き
・ごく一握りの国家公務員が優遇されている、法人への天下りを少しでも長く続けるためのカムフラージュ

 と、私は考えている。
書いた人 nippon | comments(0) | - |




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