完全に失敗でしたな。
匂いうんぬん以前に、乾かした後着たところ肩の部分の革が裂けてしまい、今後着るのは不可能に。
元気な状態の革でも水分を含んだ状態で高温期に直射日光に当てるのはNG。
以前、夏場に靴の内張りをパリパリにしてしまった苦い経験がある。
今回は元々左肩にヒビが出てきていたのを知っていたので、気温は低いながら、乾かすときに直接日光にあてないようにしてたが、それでもダメだった。
よく見てなかった右肩が一瞬にして左肩よりも大きくいってしまった。
ヒビが出ているということは油分が抜けきっているってことなんで、後でオイルを塗ればと思っていたんだが、この程度でパリっといったとなると、どのみちダメだったろう。
加えてやはり黒以外の場合、保管臭は消えるが、染料のせいなのか甘い感じのどちらかといえば好まれない匂いが前面に出てきてしまう。
今回は、たとえ革が破れていなかったとしても、消臭面でも成功とは言えないレベル。
トータルの結果から考えると、最初のダブルライダースとドクターマーチンのブーツ(ともに黒)については、逆性せっけん液の配合やつけおき時間なんかがたまたまうまくいっただけであって、本来はうまくいかないのが普通ではないかと。
特に革の場合黒以外はもううまくいく気がしない。
あながち1回目に成功してしまったために、
「状態が多少悪くても何とかできる」
といったおごりが失敗につながった。。。
ひび割れは論外、匂いに十二分に注意という教訓を得た。
まあ自分で放置してそうなったのならいざ知らず、わざわざ買ってまで苦労を背負いこむことはないことも。
もうあまり買うこともないだろうけど、黒かヌメ革系以外の色は新品かつ上物以外は買いたくなくなりました。
(あくまで個人的感想)