家人は食器に欠けを作る名人である。
食器乾燥機から食器を取り出す際、食器棚のその引き出しに収納する物を乾燥機の中の位置の上下に関係なく、片手ですべて取るという子供じみたことをするのでそうなる。
何度言ってもわからないので、私が酒を飲みすぎて後悔してもまた繰り返すがごとく、その部分はいわば発達障害なのだろう。
私は唐津焼が好きなのだが、比較的柔らかいというか角あてに弱いので、今までいくつ廃棄となったことか。
波佐見焼の茶碗などは、おろしたその日に欠けさせられた。
結構頑丈なウェッジウッドなどの磁器系でさえ、時には餌食になる。
(こちらは私の趣味ではないので知ったこっちゃないが)
先日もあまり使っていない絵唐津の対の湯飲みのうち一方の口が2か所も欠けさせられたので、代わりのものを購入した。
よく買うお茶の水窯のものだが、初めての無地の唐津である。
今後は日常使わない食器を置いてある水屋で保管し、洗ってしまうまで自分でやることにしよう。
かなり小さいので、日本酒向きか。
久しぶりに四合ビンを買ってみるか。