喫煙と肺がんの関連を示すデータについては、どこのサイトを見ても我田引水の捏造データとしか思えないので、自分で作った。
昔から思っているのだが、たばこの害に関する記述を見ると、
「・・・・・・・・・と推計されます」
とか、いい加減なデータばかりでまったく信用できない。
学会などに発表したからと言って、それが100%真実ってわけでもないだろう。
たばこに含まれる発がん物質と、その数値をあげるのはいいが、ではそれがどの程度健康に悪影響を及ぼすのか、水道水や○○工業地域のA地点、○○道路のB地点と比較してどうなのか、現在問題になっている○○作業に従事する場合との比較はどうかといった点がまったく欠如している。
青・・・肺がんによる10万人あたり志望者数(男)
赤・・・肺がんによる10万人あたり志望者数(女)
緑・・・喫煙率(男)
紫・・・喫煙率(女)
もし私が
「たばこを吸うと肺がんになる!」派閥なら、このデータを持ち出されたら負けである。
例えば、男性については
「やめてもタイムラグがあって、後々原因になりうる」
と言い逃れることは可能かもしれないが、こと女性に至っては、まったく言い訳が通用しない。
たばこが肉体に悪影響をまったく及ぼさないとは言い切れないが、
世の中の人々は、垂れ流しされる情報を鵜呑みにすることなく、
「では、肺がんによる死亡率が上がってるのはなぜか」
という切実な問題に目を向けるべきだ。
喫煙率ソース
厚生労働省(国のデータは平成以降のためJTのもの)
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
肺がん死亡率ソース
国立がん研究センターがん対策情報センター
http://ganjoho.jp/professional/statistics/statistics.html