鹿児島県議会が、議員提案で、
議員報酬の減額に関する条例案を提出したとのことだ。
議長 ▲15%
副議長 ▲12%
議員 ▲10%
内容は、このとおりである。
これは、県当局でも、財政健全化のため、給与カットを19年度から実施する予定であり、これに応えるかたちのものである。
知事や職員のカットは次のとおりである。
知事 ▲22%
副知事など特別職 ▲12%
管理職(給与) ▲8〜10%
(手当) ▲10〜15%
一般職員 ▲2%
国会議員の歳費は、約2300万円だそうだ。
通信交通費も含め、「優遇されすぎ」という向きも多い。
合併後、批判を浴びて議員給与を改正する市町村はあるかもしれないが、国会、県議会などでは、
議員自ら「減額を」という話はあまり聞かない。
鹿児島県については、表に出ない事情はあるのかもしれないが、さすが、薩摩男児は潔い。
東京都の区議も、不明瞭な経費を返還したりしており、「議員自ら」というのは、当然のことをやってるまでだが、当然のことが出来ない輩ばかりであることを考えると、頭が下がる思いがする。