先月と今月、部下との月例宴会で幹事的な役割をしたが、先月行ったのがセコイ店で、ほとんどの店が「税込み」表記の中そこだけ「税抜き」。
「料理の内容にしては割安だな」
と思ったが後から気づいてそういうからくりかと少々がっかり。
今月の店を選ぶ段階では、まずそこを確認して税抜きだったので織り込み済み。
先月は先に会費を参加者向けに出していたこともあり、差額を負担。
今月も参加者が少なかったため、税抜き額を会費とし、消費税分はすべて負担した。
これはカッコつけでもなんでもなくて、過去先輩方から可愛がってもらった分を私としても少しずつお返ししたいと思ってのこと。
今でもOBとなった方でも、酒場でお会いすると一杯やれと自分の会計で注文してくれる。
12月の忘年会では、てっさ人数分を自腹でと思っているが、高そうなので皮の湯引きにしようかな。
最近では自省録や六祖壇経など文字の細かい系は文庫で読んでいるので、こういった文字の大きさも内容も読みやすい本で。
法然といえば、親鸞の
「たとい法然聖人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも、さらに後悔すべからず候」という言葉を思い出す。
法然上人自身も信仰にあたっては同様の信念を持っていたことが読んでいるとわかる。
四半世紀前、某教団が国内を騒がせたとき、
「団体の方向性とはいえ、なぜ犯罪まで行えるのだろう」
という疑問の答えは、不謹慎だがこういうことなんだろうなと思ったものだ。