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夢と希望の長寿大国(国際派日本人養成講座から)

注)以下はメールマガジン「国際派日本人養成講座」からの引用です。
興味のある方は、メールマガジンを受信すれば、定期的に読むことが出来ます。



世界一の長寿を、健康で活き活きと過ごせる夢の技術が開発されつつある。

■1.世界最速、最高水準の高齢化

「この国には何でもある。だが、希望だけがない」などという悲観論が幅を効かせている理由の一つとして、少子高齢化の傾向がある。高齢化により年金生活者ばかりが増え、人口も減少して経済が縮小していく、という暗鬱な未来像が、マスコミで喧伝されている。

確かに我が国の高齢化は、史上、例がないスピードで進んでいる。昭和25(1950)年に高齢化率(総人口に占める65歳以上の人の割合)5%だったのが、平成17(2005)年には20%を超えて、世界最高となった。50年後の平成65(2055)年には高齢化率40%超という未曾有の事態となる。

平成7(1995)年には高齢者1人を生産年齢人口(15〜64歳)4.8人で支
えていたのものが、平成65(2055)年には1.3人で支える勘定だ。こんな数値を語られたら、若者が希望をなくすのも当然である。


■2.世界最先端の高齢化社会の課題を世界最先端の技術で解決

しかし弊誌は、こうした報道は、我が国社会を常に暗く描く偏向報道の一種ではないか、と考える。

今の日本のお年寄りは、世界最高水準の長寿を誇るだけでなく、昔に比べればはるかに若々しいので、65歳を超えてもまだまだ働きたいという人も多い。仮に定年を10年伸ばして、15〜74歳までを生産年齢人口とすれば、平成65(2055)年でも、75歳以上の高齢者1人を、約2人の現役世代が支えれば良いことになる。

現在の我が国の平均寿命は、女性は86.39歳で世界一、男性は79.64歳で世界第4位である。第4位と言っても、上を行くのは香港、スイス、イスラエルといった人口数百万人規模の小国・地域ばかりなので、人口1千万以上の中・大規模の国の中では男女とも堂々の1位である。

昔から長寿は人間の幸福の一大要素であった。しかも、その長寿の人生で、末永く、好きな仕事に打ち込み、それで世のため人のために尽くせたら、こんなに幸せなことはないだろう。

お隣の中国では、一人っ子政策が災いして、急速に高齢化が進み、2010年代後半から労働人口が減少すると予測されている。国民全体が豊かになる前に、しかも医療・保険制度も不十分、所得格差世界最大級という中で、高齢化社会に突入する。その中国に比べれば、日本に生まれた我々の幸運に感謝あるのみである。

しかし、寝たきりになったり、ボケてしまっては、せっかくの長寿が活かせない。実は、そうならないよう、我が国では各方面で高齢化社会を支える技術開発が進んでいる。

世界最先端の高齢化社会の課題を、世界最先端の技術で解決しようとしているわけで、その技術は世界の高齢者を支えるかけがえのないものとなろう。今回は、その最前線を見てみよう。


■3.脳波で動くロボット・スーツ

人間がぬいぐるみのようなロボットに乗り込んで、手足を動かすと、その通り、ロボットが動くというSF映画を見たことがあるだろうか。最近の映画『アバター』では最後のクライマックス・シーンで、敵役がこれを着て、主人公と戦った。

これをさらに小型にして、身につける「ロボット・スーツHAL」がすでに我が国で開発されている。脚が弱って歩けない人でも、ロボット・スーツが両足を支えて、スタスタ歩けるようになる。、手の力が弱って、重いものを持てない人も、腕を支えて力を貸してくれる。

ロボット・スーツの操縦は、手足で操縦していたSF映画よりもさらに進んでいる。ロボット・スーツが脳波を捉えて、体を動かしたいと思うだけで、その動きを助けてくれるからだ。

脚を前に出したいと思うと、脳から脊髄の方にイオン電流の形で信号が流れる。皮膚表面にもそのイオン電流が漏れでてくるので、センサーで検知して、動きたいと思う動作を先取りして、ロボット・スーツが動いてくれる、という優れものである。

おそらくこういう製品の課題は、長期信頼性やコストだと思うが、このあたりの量産技術は、自動車でも見られたように、日本製造業のお家芸である。

やがて、寝たきりだったお年寄りも、これを着て、続々と社会復帰する、という光景が実現するのではないか。高齢化が心配されている農業や林業でも、ロボット・スーツを着用した高齢者が重作業でも楽々とこなすことができる。


■4.ロボット・スーツはいかに生まれたのか

ロボット・スーツHALの開発の中心となっているのは、筑波大学大学院の山海嘉之(さんかい・よしゆき)教授である。山海教授は子供の頃、アイザック・アシモフのSF小説『私はロボット』を読んで、「科学者の生き方というのはとても魅力的だな。自分もそういうものを創りだしてみたいな」と思ったという。

それで教科書でカエルの足に電極を接触させる実験を見て、興味を持ち、自分で作った発振器でカエルの筋肉に電気を通じ、どのくらいの周波数で、どのくらい収縮するかを調べたりした。やり始めると夢中になって、毎日飽きもせずに何時間もやっていたという。

ロボット・スーツHALの開発も、生理学や工学の境界を超えて取り組んでいるので、やっていることは小学校の頃とほとんど同じだと言う。

『私は好きなことが見つかった段階で、才能がひとつ見つかったのと同じようなものだと思うのです。ですから、子供時代に思いっきりのめり込めるものを持っていた私は、非常に幸運でした』

そして、そこから、HALにたどり着いた経緯をこう語る。

『私はもともと人間が好きで、社会や人に役立つテクノロジーというものを常に意識していました。人とテクノロジーがどうして一緒になっていくのがいいのかと模索を続けた結果、HALに結びついたのです』

好きなもの夢中になって打ち込みながら、それが世の中の役に立つ。これこそが理想の生き方であろう。ロボット・スーツで社会復帰するお年寄り方にも、ぜひそんな生き方をしていただきたいものだ。


■5.高齢者に優しいEV(電気自動車)

大都市圏は除いて、仕事や生活に車が必需品という地域は多い。徒歩圏内に生鮮食料品店が存在しない世帯数は現在約46万世帯もあるが、地域人口減少と店舗閉鎖に伴い、約114万世帯に増加する、という展望を国土交通省が示している。

しかし、現在の車は、高齢者が使うには難しい。高齢ドライバーによる交通事故件数は、平成11(1999)年の6万3千件から、平成21(2009)年には10万5千件と急増した。一方、事故を恐れて運転免許を返納する高齢ドライバーも多い。平成21(2009)年には、13万4千件の免許返納があった。

そこで、高齢者に優しい自動車を開発しようという試みが推進されている。国土交通省、福岡県、自動車メーカーなどの協力で、高齢者が使いやすい二人乗りのEV(電気自動車)を目指している。

EVに絞ったのは、地方ではガソリンスタンドが次々と閉鎖される中、家のコンセントで手軽に充電できるからだ。

将来は、ロボット・スーツの技術を使って、脳波で動く自動車ができるだろう。


■6.70年は使い続けられる人工関節

ロボット・スーツまで行かなくとも、高齢者に多い関節リュウマチや変形関節症の痛みをなくし、動きをある程度回復する技術が開発されつつある。

人工関節を人体に埋め込むという手術で、国内だけで人工膝関節は年間7万件、人工股関節は約10万件に上るという。しかし、現在の人工関節は、使っているうちに表面が削れ、粉が発生する。

その粉に対して細胞が免疫反応を起こすと、周辺の骨が少しづつ消失して、人工関節がゆるくなり、再手術が必要となることがあった。

そこで、京セラグループの日本メディカルマテリアル(JMM)が開発したのが、摩擦が少なく、免疫反応も起こしにくい生体親和ポリマーを使った人工股関節である。

これだと「70年は使い続けられそうだ」ということで、大人なら一度、手術すれば、生涯使えることになる。世界的に見ても人工関節の手術件数は増加すると見込まれているが、世界の患者に感謝される技術となろう。


■7.難聴、難視も解決するiPS細胞技術

高齢化で衰えるのは、体力だけではない。耳が遠くなったり、目が悪くなったりする。現在は、補聴器や眼鏡などで補っているが、程度がひどくなると、これらでは間に合わない。

この問題を一挙に解決する可能性を秘めているのが、iPS細胞の技術である。
iPS細胞とは、体を構成する多種多様な細胞に分化成長する能力を持った万能細胞である。

たとえば老人性難聴は、音を電気信号に変えて脳に伝える内耳の聴神経細胞が傷つくことによって起こる。ここで、患者自身の皮膚細胞などからiPS細胞を作り、それを聴神経細胞として成長させて移植すれば、難聴が改善できる。すでに京都大学病院では、こうした方法で、モルモットや猿の難聴改善に成功している。

また、目の難病である加齢黄斑変性は、失明につながる病気で、高齢者で増えている。これも、iPS細胞技術を使って、患者の皮膚細胞を「網膜色素上皮細胞」に分化させ、傷んだ細胞と置き換える移植手術をする。平成25(2013)年から、臨床研究が始められる計画だ。

こうしたiPS細胞の技術開発を世界的にリードしているのが、京都大学の山中伸弥・京都大教授である。iPS細胞の作成に関する基本特許を、欧州や米国でも取得。世界のiPS細胞関連の特許を京大がほぼ独占している。山中教授は、現在、ノーベル賞候補にあがっていると言われている。

山中教授はもともと整形外科医だったが、脊髄損傷など治療できないものも多いことを知り、改めて研究をしっかりやろうと決心した。研究成果を医療につなげたいという気持ちで、研究に意欲を燃やしてきた、という。


■8.老人性認知症の根治に光明

こうした技術で、体は元気になっても、老人性認知症などになってしまって
は、仕事を続けることはできない。入浴や排泄に介護を必要となると、家族も社会も負担が大変だ。国内の認知症高齢者は推定230万人もいる。その6割が、アルツハイマー型で、脳全体が萎縮してしまう。

平成9(1997)年にエーザイが世界に送り出したアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」の生みの親、杉本八郎氏。アリセプトは認知症の進行を遅らせる薬だが、「根治薬はいつできますか」と患者から何度も聞かれて、杉本氏は奮起した。

現在、京都大学客員教授として、京大発ベンチャー「フェルマエイト」で、老人性認知症の根治薬開発に取り組んでいる。

インドのアルツハイマー発症率が米国の4分の1と低い事に着目し、その原因として、カレーの粉ウコンの効果が判明した。この成分をもとに、約千種類の分子を設計して、候補化合物を絞り込んだ。平成25(2013)年からは、米国での臨床試験開始を目指している。


■9.幸福なる長寿大国へ

20歳前後から仕事を始め、75歳まで現役で働くとすると、50数年もの期間を働くということになる。現在の30数年の仕事の後で、さらに20年もの期間がある。第2のキャリアを持つ二毛作人生が可能となる。

第1のキャリアで培った専門技術、経験、見識を、第2のキャリアに生かせ
ば、非常に高い知的生産性を達成できるだろう。高齢化社会は、知的生産性の高い技術大国、芸術大国への道でもある。

同時に、ここで紹介したロボット・スーツ、人工関節、iPS細胞技術、そしてアルツハイマー治療薬などを含め、高齢者でも元気に活躍できる製品、技術は、主要輸出産業として、我が国の経済を支える柱になるだろう。

労働を神が人類に与えた罰とするキリスト教社会では、早く一財産こしらえ
て、さっさと退職して遊んで暮らすことを理想としている向きがあるようだが、我が国の神話では、神々自身が、田を耕したり、糸を紡いだりして、労働にいそしんでいる。

仕事を楽しみながら、仕事を通じて世のため人のために貢献して生きがいを得る。世界一の長寿を、そのような形で最後まで充実して過ごせる幸福なる長寿大国、それが我が国の目指す道である。

(文責:伊勢雅臣)
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ニクニク



先週、健康診断を受診し、今までになく血圧が上昇。
と言っても、上が138だから、高血圧に悩む人から見れば笑われる程度なのかもしれない。

心当たりといえば、まあ飲酒なのだが、それ以外に正月はいつも魚系なのだが、今年は気分を変えて肉にしたせいもあるのかもしれない。

画像は送られてきたときのもの。
三角バラ約5kgで、結構あちこちに分けたつもりだが、まだ少々残っている。
牛肉は、いつもなら食べたいと思いつつ手が出ないのだが、その程度がよいということを思い知った。
もう若くもないし、魚好きなのでカルビ系ならなおさらである。


食生活については、昨年あたりからかなり気を配り、なめことゴマと納豆は誰にも負けないくらい摂取している(笑)
ここ一週間は、血圧のこともあり、青魚やタマネギスライス、こんにゃくなども加えた。
やはり、昔の日本人的食生活が一番ってことかな。





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金正日死亡で、北朝鮮はどうなる??? (国際派日本人養成講座から)

注)以下はメールマガジン「国際派日本人養成講座」からの引用です。
興味のある方は、メールマガジンを受信すれば、定期的に読むことが出来ます。




★金正日死亡で、北朝鮮はどうなる???

ロシア政治経済ジャーナル
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今回は特別号外として、モスクワ在住の北野幸伯(よしのり)さんが発信されているメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」の12/21号「金正日死亡で、北朝鮮はどうなる???」を転載させていただきます。

北野さんの3冊の著書は、弊誌でも以下に紹介させていただいています。

JOG(382) 覇権をめぐる列強の野望
北野幸伯『ボロボロになった覇権国家(アメリカ)』を読む。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h17/jog382.html

JOG(515) 石油で読み解く覇権争い
北野幸伯『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』を読む。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h19/jog515.html

JOG(565)ロシアから日本を見れば
私達が抱いている自画像とは、まったく異なる国の姿が見えてくる。
(北野幸伯『隷属国家日本の岐路』より)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h20/jog565.html

北野氏はロシア政府高官や大学教授などとも親交があり、日本国憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」などという戦後日本の鎖国的世界観を完全に抜けだしたリアリズムで、しかも実に分かりやすく、現実の国際社会の有り様を照らし出してくれます。

国際派日本人が国際政治経済の基本を理解するためのメルマガとして「ロシア政治経済ジャーナル」をお勧めします。(伊勢雅臣)

== RPE Journal=======================
 
       ロシア政治経済ジャーナル No.790

                         2011/12/21

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★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
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★金正日死亡で、北朝鮮はどうなる???
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
(●独裁者に意外な共通点? 詳細は【おたより】コーナーで!)
金正日さん死亡について、いろいろ質問が来ています。


▼質問1、「北の春」は起こるのでしょうか?
アラブ諸国で起こった革命を、「アラブの春」というそうです。
北朝鮮でも民衆が蜂起して、革命が起こり、「北の春」は起こるのでしょうか?
という質問です。
私は「起こらない」と考えています。
ここで「洗脳」についてお話します。
洗脳の要諦は
1、同じ情報を繰り返し繰り返し与えつづける
2、他の情報を与えない
です。

1、同じ情報を繰り返し繰り返し与えつづける
たとえば、ある宗教団体では、「A尊師は、世界を救う救世主です」とされている。
これを新規の人に信じさせようとすれば、ことあるごとに、
「A尊師は、世界を救う救世主。なぜなら○○で○○だから」
と繰り返せばいい。
カンボジアの独裁者ポルポトは、「ウソも100回いえばホントになる」
といったとか。

北朝鮮はどうでしょうか?
これは、学校でもテレビでもラジオでも、「金日成は偉大だ!」「金正日は偉大だ!」と毎日毎日延々と教育(洗脳)される。
だから、国民の大部分は、ホントにそれを信じているのでしょう。
最近の、サッカー日本代表と北朝鮮代表の試合の様子を見ても、「おいおいマジだぜ〜」と思いましたよね。
ですから、北朝鮮の国民は、心から金正日の死を悲しんでいるのだと思います。
(もちろん、「泣かないとひどい目にあうから泣くフリしよう」という人もいるでしょうが・・・。)
ロシアでも、年配の人に、「スターリン死んだときどうだった?」と聞けば、ほとんど全員が「泣いた」と答えます。
革命が起こったアラブ諸国の場合、この「洗脳」が甘かったのでしょ
う。

2、他の情報を与えない
同じ情報を繰り返し繰り返し与えることも重要ですが、他の情報を与えないことも同じくらい大切です。
たとえば「A尊師は世界の救世主だ!」と信じ始めた新規の信者。
その人に、友達がある本を渡した。
その本には、「A尊師は、信者に菜食を強制しながら、実はしゃぶしゃぶ好き」
「A尊師は、信者に禁欲を強制しながら、自分は複数の愛人をかかえている」
などと書いてあった。
これで、新規信者の信仰は一気に揺らいでしまいます。

ソ連も、ゴルバチョフがペレストロイカをはじめる前は、「ソ連は世界一進んでる」と信じてたんです。
ところが、「グラスノスチ」(情報公開)で、西側の情報が入ってくると、クレムリンのウソがばれちゃった。
「なんだ、西側の人たちは、私たちよりでかい家に住んでいる。一家に一台自動車をもっている。しかも、ソ連製と比べると断然かっこいい!」
だから、洗脳を確固たるものにするためには、「他の情報を遮断しておくこと」が大事。

この点、北朝鮮はしっかりしています。
自由で豊かに暮らす日欧米の情報が入らないようになっている。
革命が起こったアラブ諸国は、「フェイスブックで革命が誘発された」といわれるように、比較的自由に、世界の情報にアクセスできた。
北朝鮮で「フェイスブック」といっても、「なんですか〜?」ということでしょう。

というわけで、「北の春」はまだこないと思います。


▼質問2「金正恩への権力移行は平穏に進むのでしょうか?」
「クーデターなどは起こらないのでしょうか?」
私は、「平穏に進む」と思います。
これも、要するに「洗脳」の結果なのです。
偉大な金正日が、「後継者は、3男の金正恩」と決めた。
国民は、「金正日が決めたのなら、それでいいじゃないか」ということでしょう。

「でもそれは民主的じゃない!」
というのは、私たちの価値観にすぎません。
民主主義の価値観が根付く前、世界のほとんどの国には王様がいた。
王様の次の王様は、王様の子供に決まっています。
さて、誰かがクーデターを画策しようとする。
国民が神様のように思っている金一族に反逆するなんて難しいですね。
だから、権力を握りたい人は、「若い金正恩を操って実権をにぎろう!」と考えるのではないでしょうか?


▼質問3「金正恩時代になって北は核兵器を放棄するでしょうか?」
放棄しないでしょう。
北朝鮮としては、核兵器があるおかげでアメリカから攻撃されないでいる。
もし核兵器がなくなれば、アフガンやイラクやリビアのようになる。
北朝鮮がそう懸念するのももっともです。

ちなみに日本では、「中国やロシアも北朝鮮の核兵器には困っている」という論調が多いです。
別に中国やロシアは、北が核兵器もっていても困りません。
だって、北朝鮮の核兵器のターゲットは、日本、韓国、アメリカなのですから。
日本だって、アメリカが核兵器もってても困らないでしょう。
それと同じで中国、ロシアは北朝鮮の核兵器問題を解決する気はないのです。


▼質問4「北朝鮮の人たちは飢えていると聞きます。近い将来体制は崩壊するのでしょうか?」
中国が元気なうちは、北朝鮮は崩壊しないでしょう。
なぜかというと、中国が北朝鮮を支援し、守るからです。
なぜ、中国は北朝鮮を守るのでしょうか?
もし、韓国中心に朝鮮半島が統一されたらどうなります?
アメリカ軍が中国と北朝鮮の国境に駐留したり、ミサイルを配備するようになるかもしれない。
これは中国にとって悪夢です。

ですから、中国は金王朝ができるだけ長くつづくことを願っているのです。
では、金王朝は永続するのでしょうか?
それでも、私は金正恩の代で崩壊すると思います。
それは、中国の経済崩壊とセットで起こるでしょう。
中国からの支援が止まれば、北朝鮮も崩壊せざるを得ません。
というわけで、なかなか流動的・不透明な現状ですが、以上が私の考えです。

今回は、北朝鮮のはなしでした。



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こちらをお読みください。↓
http://rpejournal.com/osusumehon.html 

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★Tさまからのおたより
北野様、こんにちは。
北の金総書記が死亡したという報道が流れ、朝鮮半島情勢も混迷するかもしれませんね。
後継者・正恩氏が軍部をしっかり統制できるのか、不安材料もありますが、日本は拉致問題も含め、行き詰った日朝外交を、独自外交により打開できるチャンスでもありますね。
さて、ここに興味深い話があります。
独裁者は、69歳で亡くなる?法則が話題になっている様です。
また金総書記の死亡日は、韓国大統領・李明博氏の誕生日だそうです。
http://www.yukawanet.com/archives/4050040.html 

カンボジアのポルポト(1928年5月19日生まれ 69歳没)
イラクのサッダームフセイン(1937年4月28日生まれ 69歳没)
リビアのカダフィ(1942年6月7日生まれ 69歳没)
北朝鮮の金正日(1941年2月16日生まれ 69歳没)

興味深い謎ですね。

これからも、よろしく御願いいたします。
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呑むんだったら優しい肴






これも正月用に図書館で借りてきた本。

レシピとともに、栄養についてもいろいろ書かれてある。

料理の造り方も、本のレイアウトも、結構私と趣味が似ていて、本を買ってもいいかなとくらい考えている。

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夢と希望のエネルギー立国 (国際派日本人養成講座から)

注)以下はメールマガジン「国際派日本人養成講座」からの引用です。
興味のある方は、メールマガジンを受信すれば、定期的に読むことが出来ます。


■1.希望がなければ創れば良い
「この国には何でもある。だが、希望だけがない」とは、村上龍の小説『希望の国のエクソダス』に出てくる印象的なセリフだ。「なるほど」と当初は思ったが、「ちょっと待ってよ」と考え直した。

 希望がなければ創ればよい。車や家では「なければ創れば良い」とは言えないが、希望なら自分の心の中で創れるはずだ。希望を他人から与えられるものと思い込み、自ら創りだすという逞(たくま)しさを失っているからこそ、こういうセリフに共感してしまうのではないか。

 この新年号では、初夢として、我国の未来に関する希望を語ってみたい。以下に紹介する夢は、架空のものではない。様々な人々が自ら描き出し、その実現に向けて自分の人生で努力をしている夢である。


■2.エネルギー自立の夢

 夢にもいろいろな分野があるが、まずはエネルギーの分野をとりあげたい。エネルギーを輸入に頼っている点が近現代の日本のアキレス腱であり、先の大戦にしても、米英蘭の対日石油禁輸が我が国を袋小路に追い込んだのである。

 現時点でもエネルギーの殆どを輸入に頼っており、例えば中国海軍に石油輸入のシーレーンを抑えられたら、もはや属国となるしかない[b]。逆に、エネルギーで自立できたら、こうした100年来の課題が一挙に解決できることになる。

 地球レベルで見ても、資源・エネルギーの枯渇と、化石燃料による環境破壊が人類の生存を脅かすレベルになってきている。ここは我が国の技術で人類の未来を切り開きたいところだ。

 先の福島第一原発事故で、原子力の危険性が認識されたが、原子力を代替する自然エネルギーとしては、太陽光・風力・地熱などが普及期に入っている。

 しかし、これら以外にも、夢のエネルギー源が日本の技術で着々と開発されている。本号では、それらの中から、いくつかを紹介したい。


■3.渓流や水路で水車を回す小水力発電

 水田の横を流れるせせらぎで回る水車は、いかにも懐かしい日本の原風景である。国土の急峻な我が国では、多くの小さな水流がある。そこに設けた水車で発電しようというのが、小水力発電である。

 今までの水力発電は、巨大なコンクリートのダムを建設し、その上流にある村を水没させるなど、自然や社会への影響が大きかった。小水力発電は、どこにでもある水路、渓流に水車を設置するだけなので、自然にも村落にも影響を与えずに、かつ必要な場所で電気を得ることができる。

 また水路や渓流は24時間、水が流れているので、太陽光発電ののように夜は休業とか、風力発電で無風の時はお手上げ、という心配がない。

 栃木県那須塩原市の那須野ケ原土地改良区連合では、農業用水に7基の発電機を設置して1千kWを発電し、水門の開閉や地下水の汲み上げなどに利用している。冬場は余った電力を東京電力に売って年間約6千万円もの収入を上げている、との由。

 環境省の試算では、3万kW未満の中小水力発電の潜在能力は原発14基分に相当する1400万kWもあるという。

 小水力発電に適した小型発電機の開発も進められている。草津市の元大工、平松敬司さん(73)と京都大大学院工学研究科の中村武恒准教授が開発した「平松式発電機」は、発電機内の抵抗を極限まで減らすことで、効率的な発電を実現し、1台で1世帯分の電力を賄える能力を持つ。

 我が国のどこにでもある渓流の必要な地点から自在にエネルギーを取り出し、その地域で消費するという、まさに地産地消型のエネルギー源である。農村復興の一助ともなるだろう。さらに発展途上国の奥地でも渓流さえあれば電気を得られるので、生活の近代化に貢献することができる。


■4.温泉発電

 渓流と同様、火山国日本のたいていの地域にあるのが温泉だ。この温泉から生ずる温水を発電に使うのが、温泉発電である。

 これは温泉で湧く熱水(工場での温排水でも良い)で沸点の低いアンモニアなどを沸騰させ、発生した蒸気でタービンを回して発電する仕組み。

 新潟県十日町市の松之山温泉では、97度の源泉を使った実証試験を始めた。
一般家庭約100世帯分の電力を作れるという。

 神戸製鋼所は、昨年10月から、温泉などで捨てている75〜90度のお湯を使って発電できる装置を発売した。神戸製鋼所が得意とする小型タービンと熱交換の技術で、開発に成功したものである。温泉事業者からの問い合わせが殺到しているという。

 より大規模に地下の熱源を使う方法としては、地熱発電がある。米国では原発3基分に相当する309万kWもの地熱発電が行われている。実は地熱発電の技術においても、日本企業は圧倒的な強みを誇っており、富士電機、三菱重工、東芝の3社で世界シェアの7割を占める。

 しかし、我が国ではここ10年も新たな地熱発電所の建設が行われていない。
 国内の地熱資源のほとんどは国立公園などの保護地域にあり、環境規制があるためだ。また地下の熱水を使うために、近隣の温泉の湯量が減ってしまうのでは、という心配もある。

 こうした地熱発電に比べ、温泉発電はごく小規模に、かつ既存の温泉にそのまま導入できるという手軽さがある。これはちょうど小電力発電が、大規模ダムを必要としない点に似ている。


■5.「希望は母なる海にある」

 山に渓流があれば、海には海流がある。海流で発電しようというのが海流発電である。潮の満ち引きで発電する潮流発電も、この海流発電の一種である。

 各種の方式が考えられているが、その1つとして海中にスクリュー型のタービンをつなぎとめ、海流の力で回して電気を得るという方式がある。

 この開発を進めているのが、株式会社ノバエネルギー。同社のホームページによると、明石海峡の橋桁に300kWの発電装置を設置し、橋の下を流れる潮流によって明石海峡大橋のイルミネーションと橋桁のライトアップをする構想を進めている。

 明石海峡大橋のイルミネーションは壮大で美しいが、その電力が潮流から得られれば、世界一の大橋を作る我が国の技術力と、自然エネルギー活用への決意を象徴するモニュメントとなろう。

 その後、2000kWの海流発電装置800機を黒潮の流れる東シナ海に設置し、原発1.6基分相当の電力を得る「黒潮発電160万キロワット構想」を推進するという。

 海流のエネルギーは膨大だ。東シナ海から北上して我が国の沿岸を流る黒潮は世界最大級の海流であり、日本近海では幅100キロメートル、最大速度7.4KM/時は人間の歩行速度の2倍ほどである。

 そのごくごく一部、伊豆半島沖の幅150メートル、深さ50メートルの断面だけで、210万kWのエネルギー・ポテンシャルというから、通常原発2基分に相当する。海洋大国日本にふさわしいエネルギー源である

 ノバエネルギーの鈴木清美社長は、ホームページでこう語っている。

「日本の場合国土の面積は世界60位ですが、領海と排他的経済水域を合わせると世界第9位の面積となります。そのEEZの海底には豊かな鉱物資源が手つかずのまま眠っております。
 鉱物資源は陸上にある物だけではありません。海でエネルギーを生産できれば、そのエネルギーを使って海底の資源を取り出すことが出来るのです。見方を変えれば、わが国は少資源国家ではありません。資源豊かな国になれるのです。希望は母なる海にあるのです」


■6.「日本がエネルギー資源の輸出国になる」

 海が秘めるもう一つのエネルギー源は、太陽光で温められた海面近くの温水と、深海の冷水との温度差を利用する海洋温度差発電である。

 温水の熱でアンモニア液を蒸発させて、タービンを回し、それを冷水で液体に戻すというサイクルを繰り返す。原理的には100年以上も前から考案されており、世界各国で試行されてきたが、エネルギーの変換効率が上がらず、実用レベルには至っていなかった。

 この問題へのブレークスルーに成功したのが、上原春男教授(前佐賀大学学長、現・海洋温度差発電推進機構理事長)のグループが開発したウエハラ・サイクルで、これにより海洋温度差発電の技術開発では日本が世界をリードしている。

 沖縄県久米島では日量1万3千トンの海洋深層水を取水して、ミネラル豊富な飲料水、塩、もずくや海ぶどうの養殖などで年間20億円規模の売上を上げている。

 この海洋深層水の取水量を拡大し、海洋温度差発電を導入して、出力1250kW、島内の消費電力の10%を供給しようという検討が進んでいる。

 海洋温度差発電では、同じ原理で、海水を蒸発させて、冷却すれば真水が得られるため、水の少ない中近東や熱帯の島嶼国には魅力的な技術である。

 また、同じ技術で、石油、発電所、鉄鋼、化学等の工場プラントで大量に発生する低温排熱から、電気を取り出す排熱温度差発電も実用化されつつある。

 こうした技術開発・設備開発を牽引しているのが、ベンチャー・ビジネスのゼネシス社である。同社社長の實原定幸氏は、ホームページでこう述べている。

「私たちは、海洋温度差発電や排熱温度差発電の実用化・普及により、日本がエネルギー資源の輸出国になるための一翼を担ってまいります」

 エネルギーの自立化どころか、輸出国になろうという野心的な夢である。


■7.「発電タウン」の夢

 山や海など自然に恵まれた場所では、以上の自然エネルギーの活用が可能だが、大都会ではどうか。都会では多くの人が歩いたり、車が通ったりするが、その時に生ずる振動で発電をしようというのが振動力発電だ。

 スピーカーは電気で振動板を震わせて音を出すが、振動力発電はその逆の原理で、圧電素子などで振動を電気に変換する。ベンチャービジネス・音力発電が世界に先駆けて開発した技術である。

 首都高速の中央環状線の荒川にかかる五色桜大橋は、通過する自動車の振動で発電し、バッテリーで蓄電して、夜間のイルミネーションに使うという世界初の試みである。

 また人間が踏むと発電する「発電床」も実証実験が行われた。渋谷のハチ公前広場では、平日70〜90万人という通行量があるが、ここに発電床が設置され、その電力がクリスマス用イルミネーションに使われた。発電床はすでに商業施設や水族館などで、人が歩くと床の誘導灯が光ったり、装飾灯が輝くイルミネーションで実用化されている。

 音力発電の青年社長・速水浩平氏は、あるインタビューで次のような夢を語っている。


「また、少し夢のような話をすると、大きなビルの床や階段、壁を全て発電できるようにし、そのビル自体を「発電所」のように使えるようにしたり、それを公園、住宅等にまで広げたりしながら、街全体を「発電タウン」にできれば素晴らしいですね」

 こんな街ができたら、石油輸入も、原発も不要で、クリーンなエネルギーを地産地消する社会が実現することになる。


■8.日本文明の強みが息づいている

 以上、日本が世界をリードする新エネルギー開発の状況を紹介したが、これらに共通する点がいくつかある。
 第1は、渓流や海流など、自然のエネルギーをうまく取り出して利用しようという考え方で、いかにも自然と共生してきた日本文明らしい発想である。

 第2は、温泉の排温水、工場の排熱、車の振動など、ムダに捨てているエネルギーをうまく使おうというアプローチで、これも資源を活用せずに捨てるのは「もったいない」とする日本文明の伝統である。

 第3は、国家や世界のための志を持った人々が、主体的に夢と希望を描いて、粘り強くその実現のために努力している点。江戸日本の高度な産業経済の発展、明治以降の急速な近代化、戦後の奇跡的な復興と高度成長は、こうした国民性によって実現したものである。

 今回紹介した事例からは、以上の日本文明の強みが今も脈々と息づいている様が窺えた。国民の間に、こういう気概がある限り、エネルギー自立という夢と希望も、そう遠くない将来に実現するのではないか。

(文責:伊勢雅臣)
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「永遠の一球」



年末年始の休み期間中の読書用に、図書館から借りてきたうちの一冊である。

内容は、
「甲子園優勝投手で、その後いったんプロに入ったものの・・・・・・」
といった内容。

掲載されている選手の中で、やはり印象に残っているのは、沖縄水産の大野倫。
失礼ながら、その後いったんプロに入ったことまでは記憶していなかったが、あの夏の決勝戦は印象に残っている。
彼の一件以来(もともと彼は故障していたとも言えるのだが)、投手を酷使しないように決まったらしい。


甲子園優勝投手もそうだが、他にも高校からプロに進む選手も大勢いる。
早い場合は、二十歳そこそこで首を切られることもある世界だ。
今では、地方リーグもあり、いられる場所の範囲は広がっているとはいえ、野球でメシを食い続けることができるのは、甲子園を目指した球児の数からいえば一握りである。

そういった球界で、彼らは現役を退き、その後、野球に携わってきた者、そうでない者も、それなりに甲子園優勝投手の看板を背負いながら生きてきた。

中学校に野球部がなかったため、私はプレーする側からは遠ざかってしまったし、彼らの背負ってきた複雑な感情はわかりようもないが、野球を愛する人間の一人として、エールを送らずにはいられない。








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あけましておめでとうございます

今日から仕事だ。
朝夕まだまだ少なく通勤は快適である。

正月はタコ焼きを作った。
レシピ変更したけど、ロクなもんではない。
いつものが一番。
タコはどうでもいいと思っていたけど、うまいヤツがやはりGood。

しかしお正月はいいなあ。
朝から飲んでもいいし。
毎日がそうだと(・∀・)イイ!!ね。
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