お彼岸からかなり経過したが、遅ればせながら父方のご先祖の墓参りに行ってきた。
現在、定期的に墓参に行くのは私と4つ年下の従兄弟。
ある程度は近所の方が面倒を見てくださっているそうで、草ぼうぼうということはない。
前回私が参ったときに比べたら、日本酒のビンが備えられていたのと、先行を入れる皿の砂が新しいものになっていたこと。
酒はともかく砂までは従兄弟が替えるとは思えないので、はてと考えたところ、隣県に住みご主人の里がお墓の近くである叔母もいたと。
いつものように男性陣用に幕の内、女性陣用に古風なお菓子を近くの道の駅で買っていき供えた。
日本酒とビールも忘れずに。
(まあご当地柄男性も女性もない気がするが。)
墓石には水をかけたもののお花を入れる筒に水を入れ忘れたことを、家に帰りつくころに思い出した。
明日は時々雨の予報なので、私の通勤時間以外に降ってもらえればいいが。
一時期十本近く買いだめしていた古酒のボトルがあっという間になくなり、最後はこのラーセンとなった。
CAMUS同様、器も凝っているのだが、私のもとでは数日で終わっちゃうからなあ。
しかしながらこのボトルの佇まいも、ハズレがないどころかうまいという点でも好きなので最後に取っておいた。
母方のご先祖の墓参の際は、お供え物はお菓子ばかりで持ち帰ることはないが、今回は一人で行ったのですべて持ち帰ってお酒とともに。
ご先祖様と一緒にいただいているような不思議な気分になる。
2か月ほどずっと心に引っかかっていたので、ずいぶん気が楽になった。