My First T-Blog

虎式ブログサービス
最近のエントリー

最近のコメント

カテゴリー

バックナンバー

<< 行き違う如月 | main |

恥の多い人生

先週末、母方の祖父と祖母の納骨式があり、当日夜、孫世代にあたるいとこ同士4名が中心になり一献傾けた。
私の母の姉の娘になるC子は私と同い年で、大学進学時に東京に行き、同じ大学の同級生と結婚した。
三十年ほど前、結婚してまもなくの彼らの東京のアパートに、二度泊めてもらった思い出がある。
一度目は、彼らもまだ若かったのでそうそう帰省できず、披露宴以外に会う機会もあまりないので、当時東京へ出張によく行っていた私に、機会を見て泊まりにおいでよということで、その夜は旦那と二人でカラオケボックスに行き盛り上がった。
二度目は想定外の出来事で、私の窮地を救ってもらったもの。
日曜日の19時前後発の最終便で羽田から戻る予定で、先に羽田までの電車・モノレールの切符を買っておいて、もう金のいる予定はないぞとさんざん買い物をして、羽田に着いたときは財布の中身はコイン数枚だった。
当時は読書ほか多くのことに興味旺盛で、時間がいくらあっても足らず、睡眠時間が本当に少なかった。
搭乗口の最前列の椅子で出発を待っていたのだが、寝落ち爆睡してしまい目が覚めたのは出発した後というドラマのような展開。
当時は今と違って少々出発が遅れても、かなり搭乗者を探していたはずだが、眠っている人には声はかけないということだったのか、それとも大声で呼びかけているのでいれば普通起きるだろうということだったのか。
今と違って、午後六時にキャッシュコーナーはすべて閉まる時代。
とりあえずC子に電話をして、何とかそこまで行くから泊めてくれとお願いした。
たまたま浜松町に何度か行った取引先があったのでそこに向かうことにして、一番安い区間の切符を買って乗車し、降りるときに有人の改札で駅員に事情を説明して、不足している分は明日持ってくると伝えたら、少額だったからかすぐそばの業務連絡ボードに不足額と苗字をメモした紙を貼って通してくれた。
次に取引先に行ったが、いくらワークライフバランスとは無関係の時代とは言え、日曜日の夜はさすがに真っ暗である。
恥を忍んで守衛さんに名刺を出し、千円貸していただいて、何とかC子の家にたどり着いた。
この話を飲んでいる今しようものなら、私の子どものころからの素行不良なエピソードを多数蒸し返されそうだったので、いろいろな話の聞き役に徹しつつ、最近気に入っているいいちこのソーダ割をこまめに作って飲んでいるうちに夜は更けていった。
書いた人 nippon | comments(0) | - |




コメント


コメントを投稿する













カレンダー
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
<< February 2026 >>

Link

Profile

QRコード