若い世代はコスパ重視だとかオールドメディアが持ち上げるものだから、もうそれで全部OKという風潮がまかり通っていて、とにかく経済的財政的側面が大事であって、有用だろうが無用だろうがちょっとでも自分に負担になるものは避けて通らないといけないということだ。
若い時の苦労は買ってでもなどと言えば、途端に時代が違うとか、何言ってるんだ老害めという批判を浴びることになる。
コスパ重視を裏返すと、要するにお金が無いということ。
ここ三十年で日本がG7他国平均程度に所得上昇していたとしたらればたられば、二十代前半で言えば四百五十万円程度だったものが、一千万円程度ということになる。
いやこれだけお金があれば、旅行もビジホとかじゃなくて食事付きの旅館に行きましょう、そろそろ結婚でもしようか、コロナ明けたから披露宴もやりましょう、子どももう一人作る余裕もあるね家もそろそろ建てられるねってことになった可能性が高かったのではないか。
貧乏ゆえそうなっているだけなのに、人々が何か納得できるような言葉に置き換えた先がタイパコスパ至上主義。
(注:所得については超単純に計算した結果であり各国の状況もあるのでこの結果を振り回すつもりはない)