先週末、お彼岸期間のぎりぎりに実の父方のお墓参りに。
五つ下の従兄弟によると、近所の方々がそばにある自分たちのお墓と一緒に面倒を見てくださっているそうで、いつ行っても草ひとつなくときにはシキミや花も飾ってくれている。
両親は私が物心つく前に離婚し、最初私は母方にいて事情は憶えていないが実父と小学生の頃三年間一緒に暮らした。
私が実母のほうに戻った後、小学校六年のときに実父は病に倒れ、その後はずっと療養。
私の叔父は兄である実父が入っていた施設にずっと通って様子を見続けてくれた。
晩年はほぼ寝たきりだった実父より叔父のほうが数年早く亡くなったので、そのときは叔母がため息をついたものだった。
家のお墓も叔父が山の中にあったものを国道に近い場所に移し、立派な納骨堂を建てた。
私は長男(祖父)の長男(実父)の長男ではあるが、それには一切関わっていない。
そういった事情もあって、私には立ち入りにくく、従兄弟とは葬祭以外連絡を取り合わない状態なので聞くことができないが、世話をしてくれている方々に何かお礼をしてくれているといいのだがと行くたびに思う。
今年初めに飲みに行って財布をなくしたので、その後購入したコンパクトな財布。
「ん?なんでホック締まらないんだ?安いと思ったら不良品かよ」
と一瞬考えてしまったが、そんなものを製品化することはないだろう。
パズルものが苦手なのですぐわからなかったが、ああそうか札は二つに折ってポケットに入れるんだなと。