今日はこの秋一番くらい寒く、帰り道は上着がないと厳しい状態だった。
数日前まで、
「そろそろジャケット着たいよなあ」
と、Ｔシャツの上に羽織って出たところ、交差点をいくつか行ったところで直射日光のえじきになることがよくあったのに、えらい変わりようである。
先々週の話だが、日中仕事をしていて
「何か今日は周囲の気がわちゃわちゃしてるなあ」
とずっと思っていたところ、夕方知人から連絡があり、昔一緒に仕事した人が急逝されたとのことで、納得した。
二十歳くらいの頃、どっぷりつかっていて日々小銭を稼いでいたパチンコで、ある日結構負けたことがあり（当時はかなり金額的にはゆるかった）、不思議に思いながら帰宅したところ、親戚が亡くなっていた。
こんなこともあるんだなと、当時は思った次第だった。
今日は、たまに会っている小学校以来の友人に、コロナ第６波の前以来、４か月ぶりになんとなく連絡をしてみた。
日曜日に、近所の公園のベンチで缶ビールを飲みながら、近況報告や次の飲み会の段取りをするのである。
返信が来た。
同じ小学校に通っていたヤツが数日前に倒れ、その後亡くなり今日が通夜とのことだった。
まあ、そんなことなんだろうな。
ヤツは、中高時代はちょっと横道にそれたりしたが、自営業で親の後を継いでしっかりやっているという話はよく聞いていた。
私は長いこと会っていないので、通夜や葬式には行くほどではないが、故人を思って飲むことはできるので、酒を買ってきた。
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