積極的に喫煙しなくなって、6、7年経つが、このところ無性に吸いたくなることがこれまでよりかなり多い。
「酒を飲んだり煙草を吸ったりするのは先祖があの世で求めていて、お前の体を通してやってるからだ」
という話を若い頃にきいたことがある。
地元に残る親族が少ない中、彼岸はほぼ欠かさず墓参りに行っていてそういう結果ならやむを得ない。
別に煙草を吸うのはいいのだが、うまかった記憶のある一度しか行っていない店の食べ物と一緒で、久しぶりに吸えたからといっても、きっと思ったほどうまくないんだよな。
吸い続けるとなると、買う手間も増えるし、体が震えるほどにならないうちは現状維持か。
筆者は喫煙者は非喫煙者より肺がん罹患率が五倍高いという。
さらに、人間が五十歳まで生存した場合、がん罹患率はこの五倍とは比較にならないほど高いのだと続ける。
しかし、彼自身の経験から喫煙をやめさせることは重要だと。
このほか、今後の地球上の人口など話は多岐に及ぶが、うえの話が私には印象的だった。