数週間前に買った。
しばらく忙しくて使えなかったが、今回使う機会が。
お直しの店にスラックスを一本持っていくので、貰い物でウエストが合わず放置していた一本もこの際はけるようにしようと引っ張り出した。
しかしだな、こいつもグレーのグレンチェックで見た目分からなかったが、虫に侵されていて、数カ所薄目の穴が・・・・・・
もともとタダだし、きちんとしたウールマークもついている品なので、捨てるにはちょっと惜しい。
で、アイロンペッターの出番。
精神的に余裕がなかったんで、補修前後の画像は無いです(笑)
製品自体は極薄の布みたいなもの。
アイロンで接着するのだが、直接アイロンにあてると溶けるような感じ。
また、
虫食い箇所がヒサ上のちょうど裏地のあたっている部分だったので、ハッキリ言って完ぺきに仕上げるのは不可能でした。
裏地取ればできるんだろうけど、自分で戻すのも面倒だし、お直しと一緒だと余計に費用がかかるし。
youtubeでも動画が見られるんだけど、あそこまではなかなかうまくいかない。
一番やっかいなのが、あてる布のほつれ。
アイロンペッターは両面なので、ほつれ止めには使えない。
普通のアイロン接着の補修用のやつをあてると、今度はアイロンペッターがその製品に接着しない。
今回は生地が厚かったので、
「ちょっと引っかけてる?」
くらいのレベルにはごまかせた。
小さめの穴は、面倒なので少し穴を寄せる感じでフツーの片面のアイロン補修布を裏からあてるだけでごまかした。
細かい細かい共布をあてるなんて無理。
・共布のホツレが問題。穴が小さい場合は特に
・穴を広くすればすればやりやすいだろうけど、失敗したらコワイ
・埋め込みは結局布を寄せないといけないので、よほどうまくいかないと不自然
・よく切れるはさみが必要
・まあ頑張ったとしても、完璧はよほど慣れないと難しい気がする。正式な場で着るものや高価なものは、費用がかかってもかけはぎしたほうがいいのでは。今回のように日常会社でラクに着るもので、目立ちにくい物ならまあなんとか。
以上が結論。
ひと箱で一生使えそうなくらいあるので、今度、被害甚大で捨てる予定のヤツで色々試してみよう。
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