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濃いシャープペンシルの芯



昨日、久々にシャープペンシルの芯を入れ替えた。

無くなったわけではなく、通常デフォはHBなので、除外してBに。



私が就職した頃は、まだPCはほとんどなく、あっても職場に数台。
当然インターネットも無かった。

当時は、98ノートに自分でOS(今のWindowsみたいなもんだが、プログラムはひとつしか選択できない)や日本語変換システムをインストールしていたもんだ。
ソフトもすべてフロッピーだったのも懐かしい。

初期はPCのセッティングはもとより。今は無い Lotus1-2-3 と、当時はメインだった一太郎の収得に励んだものである。


現在はマイクロソフトの戦略もあり、EXCEL&WORDのご時世だが、上述の理由で、私はしばらくこの2つに慣れることが出来ず、日本語入力システムは今でもATOKにこだわっているし、ワープロもどっちかといえば一太郎を使いたい。

数年前までは
「一太郎は入ってないので・・・」
と、言われると
「ソフトくらい買えよ、貧乏人めが!」
と、理不尽なことを思っていた。

また、ネカフェとか人のPCではIMEをイヤイヤ使わないといけないので、
「うわぁぁぁぁん!」
となってしまう。


それから、EXCEL&WORDが出回り始めた頃は、マウスは一般に普及していたが、PC創世記では特殊な器具だったので、メニュー選択はキーに頼っていた。
慣れてくると、わざわざマウスに手を伸ばすより、キーで操作する方が断然速いため、これまた意固地にマウスを使い始めるのにも最後まで抵抗していた(笑
この「キーでメニュー選択が可能」という点が、今でも一太郎を使いたい理由のひとつでもある。


Windows仕様のノートPCが出回り始めた頃は、多くの人が今のようにマウスをつけずにトラックボールやタッチパッドだけを使用していて、これが個人的に使いにくく感じていたこともある。


説明が長くなったが、要するに、当時は原稿をシャープを使って書くことがほとんどだったということだ。
で、話は戻って芯についてだが、当時の上司が原稿を書く際に使っていたのが2B。

「書きやすいし、消しやすい」
が、その理由だった。

それに影響されたこともあり、以来Bか2Bを使っている。
細かいスペースに書かないといけないことも多かったので、芯のサイズは0.4ミリを多用していた。

0.4の、しかも Bを売っているのは文具専門店に限られるので、田舎にいるときは苦労した。
直近買いに行った店ではBが無かったため、今はHBを使っている。

今は、数年に1回追加する程度である。



書いた人 nippon | comments(0) | - |



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