先日、久しぶりに飲み友達のビリーと一献傾けた。
最後にそのお店に行ったのはコロナ前なので、4年ぶりくらいだったりする。
その間にマスターが亡くなられたのは残念だった。
マスターは私と違って記憶力がよく、大リーグのいろいろなチームの選手をよく知っていて驚いたことがある。
毎日スポーツ新聞や野球中継を観ていたとしても、なかなかあそこまでは難しい。
家がご近所であるビリーがかなり懇意にしているおかげで、まだボトルも残してくれていた。
普段から私は酒を飲むときは二品程度しか注文しないのだが、生前の話、もう息子二人に板場を譲ったマスターがあいさつ程度にやって来て私の伝票をチェックして、
「また全然注文してないじゃない」
というのが通例だった。
今回はその言葉を思い出して、四品も頼んだものだから、ビリーは帰りに折りに詰めてもらっていた。
その翌日は、私は休みだったがビリーは仕事だったのでちびちびペースで飲んでいたこともあり、あまり遅くなってもいけないと思い、早めにお開きにした。
ちょっと店の人と話していくというので先に店を出たのだが、翌朝、「出勤はゆっくりめだったYO!」という連絡が来たので、ちょっとどころではなかったのかもしれない。
先日ベルトを購入したダイバーズウォッチだが、いざ交換しようとしたら、比較的経験値の高い私でも見たこともないバネ棒で手も足も出ず、力業はまずいという気がして正美堂へGO。
私は廉価時計コレクターで、主義としてそのほとんどがクォーツなので、お店には年に二回ほど電池交換に通っているし、先日このダイバーズの電池交換の際もメーカー送りにしてもらった経緯もある。
「持ち込みだがベルト装着をお願いしたい、持ち込みNGまたはこのベルトが合わなくて装着できないのであればベルトをお店で購入する」
という内容で相談したところ、持ち込んだベルトが付けられそうなので、装着とバネ棒交換で二千二百円とあいなった。
一件落着であるが、このベルト平たい割に固いな。