数日前、コロナ前まで仕事やイベントでよく顔をあわせていたKさんがこの春亡くなっていたことを知った。
Kさんはほぼ一回り年上で、お互いスタッフとして参加していた年一度のイベントは、コロナが流行って以降中止しているので、ここ三年はお会いする機会がなかった。
一応会社の代表ではあったのだが、イベントスタッフとしては我々と変わりなく業務をこなす人だった。
近年は私も多忙になったため、イベントの打ち上げにも行けなくなり、飲む機会がなかったのは残念でもある。
私は多くの人を前にして司会や発表をする際、わりと真面目にやりがちなのだが、時にジョークをはさみながら明るい雰囲気で進めていたKさんを時に思い出すようにしている。
お互い献杯返杯世代ということもあって、日本酒の一升ビンを買ってきた。
Kさんを偲びつつ、二晩で飲み干した。
確かに蒸留酒よりは翌日キツイしのども渇く。
たまにはこういう辛い朝もいい。