家人の機嫌が非常に悪い。
駐車場でちょっと車をあててしまい、修理代が五万円弱。
修理代を払えばおさまりそうだが、すでにさんざんイヤミを言われているのでと、ここでもいつもの貧乏人根性が顔を出すのだった。
女というものは、なぜこういったときに、待ってましたとばかり日頃の行動などをいくつも持ち出してきてケチをつけるのだろうか。
たしか五、六年前にも同様に駐車場で自損事故をして、そのときは自分で十万円近く支払った。
本当にちょっとしたミスが原因なのだが、信心深い私は、
「公道で対人・対物の事故をするよりはよかった」
といつも考えてしまう。
それだけのためではないが、大難を小難に、小難を無難にと毎月朔日に参拝をしているのだから。
先日、普段行かないスーパーマーケットで、見事なハランボを発見し、ノータイムで購入。
一枚の容積は、よくあるものの3倍以上ではないか。
時に身よりうまいんじゃないかと思うこともある。
ちょっとカリカリめに焼けば、凝縮された旨みを楽しみながら酒が飲める。