今日は本当に朝から流れの悪い一日だった。
自転車で家を出た。
入学式・始業式シーズンに合わせ、大きな交差点では警察官が交通整理中。
前にいた男性は、交差点のも一方の信号が青のためやってくる自転車・歩行者の動線に自転車を停止してるところからして気の利かない人だと思っていたら、案の定、信号が変わると同時に他の自転車と並列に横断歩道を走って歩行者のジャマをしてしまい、
「自転車は、自転車横断帯を走ってくださーい」
と女性警察官にかなりの口調で注意されていた。
もう少しいった先の信号では、横断歩道がまったくすいているのにもかかわらず、なぜか自転車横断帯の真ん中をズカズカ歩いてくるモデル気取りなサングラスをかけた女性。
心の狭い私は、これでかなり不機嫌に(笑)
また少し進むと、左側の駐車場から年配の女性がママチャリで左右の確認もせず、スッと出てきた。
こちらは、目の前の歩行者をどうかわして、さらに前方から来ている自転車と折り合いを付けようかと思案している最中で、結果この女性も含め、うまいことすり抜けられたが、さすがの3度目で、今日の運気を悟った。
以前、プロ野球出身の方と仕事をしていて、このようによくないことが重なったときに、
「ちょっと悪い流れで今日はここまで来てるから、変えていきましょう」
と言われたことがあった。
野球であれギャンブルであれ、勝負事は流れが大事である。
取れるときは最大限に、損失はできるだけ少なく、流れを読んで押すときは押す、引くときは引く。
ことギャンブルにおいては、私は最も引き際が大事だと思っている。
いつ頃からか、勝負事だけでなく日常生活においても流れを意識するようになった。
今日のように悪すぎる日は例外だが、普段でも周囲の動きなどを考慮して流れに乗ることを意識していると、考えなかった頃よりはうまくやっていけている。
その後も悪い流れは続き、日中仕事で電話で問い合わせした先の女性も、こちらから言わない限りは何もしゃべらないAI未満な感じで、
「お問い合わせ番号にかけてんのに、なんで受け身やねん!?」
と思ったし、夕刻通夜に行った際、最初の受付のお手伝いの女性はこちらが何か言うまで声をかけてこなくて、
「なんでこんなやつが受付やねん!?」
と思ったし、その後焼香に行ったが、式場の人やお手伝いの人は多いが、手を消毒しろだの体温計れだの言う割に誰も手荷物を一時的に預かってくれないし、預ける場所も教えてくれないし、
「なんて使えねえヤツら!」
と思った次第。
そうやって終わった一日だったが、亡くなられたHさんが
「まあ、そう言わんと」
といつもの暖かい笑顔で言ってくれてる気がするので、今日はお通夜に行くことができて、感謝の気持ちを伝えられて、お別れのごあいさつもできたのでよかった。