二十代後半に、ボランティア活動的なことをしていた頃出会った師匠というべき方に教えられ、
まず大学を、そして論語を読んだ。
国を治めるわけではないが、少なからずその後の人生に影響を与えている。
しかしながら、周囲の方々は、大学の考えに照らし合わせるとほんといただけない。
生来、働くことに向いていないというか、生きることに向いていない私は出世が遅いクチなのだが、周囲の私と同等以上の役職のある者は儒学の儒も知らないというか、正反対のことをやる人が多い。
私の部下が同じことをしようものなら即座になおさせるのだが、意見を言える関係ではないので致し方ない。
正直にルールを守っているほうが評価してらえないんなら、「おてんとさまはきっと見てるだよ」の世界だよな。
そういうの好きだけど。
ともあれ、今生これらの書物に触れられて、それに影響された人生を送ってきて、後悔なんかイッパーもない。