元々は東京カワイイTVあたりが発端かと思うが、NHKではやたら
「今、○○で注目の・・・・・・」
というフレーズを使いたがる。
世間全体から見ると、特に注目されるような要素もなく、ごく一部の人の間で流行っていることでもそう表現するので始末が悪い。
朝のニュースで、サッカーの海外進出勢が無理矢理活躍したような報道するけど、地元のメディアで酷評されてたりなんてこともある。
YahooやMSNのトップに出てくるニューストピックスも、限られた字数で注意を引こうとしていて、実際の記事を見に行ったら
「どうかんがえてもこの表題は誇張だろ。そんなこと何も本人は発言してないし」
みたいなことばかり。
こんな「何でもあり」の風潮はよくない。
先日あった
「元アイドルグループの女性と、男性ミュージシャンのローマ字表記を混同して祝福のツイート」
などは、社会人的に見てあり得ない話。
いくらローマ字とはいえ、文字認識能力が退化しすぎ。
これからいろいろな試験を受ける学生ならさらに致命的だ。
また、記事を見れば内容はわかるはずなのに誤解が生じているってことは、見出しだけをみてツイートしてのなら、軽薄と言わざるを得ない。
ネタにする側も、「何でそんなことを間違うのか」ってとこを論点にするべきではないかと思うのだが。
TV番組も能動的には見ないが、家でついているのを見ることはある。
相変わらず、くだらないひな壇バラエティーが多い。
もうすっかりネタも尽きているもんだから、既出のものを引っ張り出してきて大げさに驚いてみせたり、大したことのない話題をこれまた何かすごいことのように演出したりしていてうんざりする。
最近気づいたのは、世の中にもこういったいわゆるひな壇バラエティー的な人たちもいること。
大の大人が、くだらないことを延々としゃべり続けて盛り上がってるのって何なんだと思って長らく理解できなかったが、こういった番組ばかり見せられているうちに、この人たちはそうなってしまったんだとわかった。
フツーの話ができたうえで、味付けとしてそういったのがあるのはいいけど、そればっかの人とかは個人的にはご遠慮したい。
まあ、こういったTVをよく見る人たちが視聴率とか、CM見てその商品を買うとか一般的な社会的動向に貢献しているんだろうけど。