「やっぱり夜中に食べると太るから」
「そうねえ、今日は帰っても食べないようにしないと」
今日も職場でこんな会話が交わされていた。
ハァ?
「夜中に食べると太る」
などということは、迷信だと私は信じている。
論より証拠。
この半年間、私と一緒に深夜まで仕事をしている仲間のうち、確実に3人は
「帰宅してから食べる派」
なのだが、
「その人たちが太り続けているか?」
というと、まったくそんなことはない。
一緒に仕事をしていて、それにも気づかないとは、先入観とは恐ろしいものだ。
ただ、寝る前に食事をすることは、あまりよくないのは私もわかっている。
眠ったとしても、体は消化活動をしているので、完全な休息とはならないだろうし、早い時間に食事をとっている人と比較すると、翌朝の胃腸のすっきりしている度合いはまったく違うだろう。
そう頭でわかっていながらも、体はついていかない。
直会ではないが、仕事が終わってから、ご苦労様でした!をやらないと気がすまないのである。
また、閉店前のスーパーに立ち寄るのが日課なので、出来合いの総菜を買えば、20分は余裕が出来るだろうに、材料を買うことを私はやめない。
テマエミソだが、私の中に
「今日はどんなもの売ってるのかな。何買って帰ろうかな」
と思う人がいる。
そしてまた
「今日は何を作ってくれるのかな」
と、期待していつも待っている人もいるのである。