2月上旬に風邪で寝込んだ際に、左の奥歯付近が痛くなった。
まったく、ものが噛めなくなり、「体調が悪いから、口内炎でもできているんだろう」と放っておいたところ、1か月経っても治らない。
かかりつけの歯医者に行ったところ、「親不知ですね」と言われ、「いずれは抜かなければいけませんが、少し削って様子を見ましょう」ということで、まだ抜歯には至っていない。
あらぬ方向に出てきて、口の中の一部を常に噛みこむ状態になっていたようである。
「全体的に状態がよくないですね。治療しましょう」ということで、現在、数回に分けて歯石を除去している。
今日は、3回目だったが、「今日は、深いですから麻酔をします」ということで、口内に痛い注射をされた。
治療中、歯科衛生士さんは、「大丈夫ですか? 痛かったら言ってください」と言うが、こちらは口を開けたままなので、「あぁ」とか「うぅ」とかしか言えない。
「こういう場合は、指でOKサインを作るべきなのだろうか」と考えながら、「あぁ」を選んだ。
麻酔のおかげで、かなり出血はしていたようだが、痛みはなかった。
しかし、麻酔が解けはじめると、微妙な違和感が出てきた。
痛みというほどでもない、「ジワッ」という感じである。
さらに、ビールがしみるのである。