前回の分に、「10月3日付け 高知新聞に記事がありましたよ」とのコメントをいただいたので、記事を引用させていただく。
私は見てなかったが、前回の分があと出しみたいでちょっと気まずいなあ。
まあ、文面見れば記事の引用をしてないのは明らかかと。
しかし、山梨県て年間10日しか利用なくて胸を張れるのか?
−(記事引用始まり)−
ナイター必要?不要? 県民全体で論議を
活動休止の危機にある高知ファイティングドッグスの存続を求める声が高まっているが、まだ明るい展望は見えてこない。赤字経営の背景分析や将来を見通すとき、大きな壁が立ちはだかる。ナイター問題−。県内に照明設備のある球場がないため観客動員に限界があるのだ。
観客動員のネック
■悲惨なスタンド
シーズン四十五試合の地元戦の集客力は球団収入に直結する。そんななか、今季の高知FDは半数近い二十一試合が土曜、休日以外に開催された。平日デーゲームである。
この二十一試合の平均観客数は二百八十人。ただでさえ寂しいスタンドはもっと悲惨な状態になる。同じ平日の試合でも他三県はほとんどナイトゲーム。仕事帰りのサラリーマンらでにぎわい、香川は平日平均でも千百人を超している。
”ナイター効果”は「チケット収入だけにとどまらない」とリーグの運営会
社IBLJの鍵山誠社長はいう。観客が増えれば物販収入が増えるほか、広告価値が高まるためチームスポンサーもつきやすい。「ナイターができれば高知FDの業績が回復する可能性はある」と自信を持つ。
しかし、照明設備の設置は、そう簡単な話ではない。硬式野球ができる明るさを保つためには一塔約一億円の照明塔が六塔必要とされており、単純計算で六億円いる。
また、高知市近郊の三球場には、それぞれ整備しにくい事情がある。
東部球場は地盤が軟弱、高知球場は外野芝生席が狭すぎるため、ともに設置には用地買収などで「六億円」ではすまない費用がかかるというのだ。また、春野球場は夜間照明光の周辺農作物に対する影響を配慮しているとされる。
これまでにも県野球協会など関係団体が県や高知市に何度か要望書を出している。しかし、「『難しい』というのが結論」 (市スポーツ振興課)、「現在の財政状況を考えると相当困難」 (県公園下水道課)。
■喜んでもらえた
山梨県は二〇〇六年春。 「十年来の県民からの要望」に応える形で、県営球場に五億円かけて照明塔を整備した。設置理由について、同県スポーツ健康課は 「県民の利用拡大につながる」とした。しかし、実際には○六年度の一般利用はわずか十日だったという。
それでも今年六月には要望の高かったプロ野球のナイターでの公式戦が実現した。「多くの県民の方に喜んでもらえたことで、整備したかいはあったと思う」と続けた。
日本中でナイトゲームができないのは本県だけというのは事実。ただ、ナイター施設は県民にとって本当に必要か否か−。要は費用と必要性のバランスだが、県民全体の「ナイター論議」は始まってすらいない。
−(記事引用終わり)−