先日、母と母のいとこ2名の墓参りの運転手を午前中務めた。
三人とも八十前後。
いとこのお二人のうち一人は、私が小学生から中学生の頃、親族の集まる機会に何度か会っており、覚えていたがもうお一人は今ひとつ。
このお二人は、私が二十代から二十年近く一緒に暮らした母方の祖母の親族である。
東京近辺に住んでいるが、そろそろ最後のお墓参りをきちんとしておこうということで帰郷したとのこと。
なるほど、二か所行ったうちの一か所は急斜面の墓地にあり、私でも結構足にくる感じであったので、年齢を考えるとそうそう行きたい場所ではない。
祖母には姉か妹が3人はいて、皆さん結構お金持ちではあったが、家に入ってきた親族に結構持っていかれたりして、「諸外国にいいように利用されるお人よしの日本人」を思い起こす。
お二人は、墓参りをしながら、自分の祖父にあたる人に、
「このおじいさんが、もう少しちゃんとしてくれたら私たちお嬢様の暮らしだったのにねえ」
などと言っていた。
運転しながら、三人のとめどない話を聞いていると本当に楽しく、私もいい家系に生まれることができてよかったとつくづく思った。
皆さん、まだまだ元気で暮らしてほしい。
週明けの朝、通勤途中に、久しぶりにスーツの裾をロードバイクのフロントのアウターに引っかけてしまった。
もう長いこと裾バンドは使わず、朝は少しペダルの外側を踏んで、夜は裾をまくりあげてとしていた。
今回はあまり着なれていないこの春に買ったスーツので、裾のパタパタ感が今ひとつわかっていなかったこともあるが、最大の原因は裏道ショートカットのセコヤローが、後方から結構なスピードで来たので、一瞬ペダリングに躊躇が入ってしまったこと。
まあ、交通事故にあうよりはいい。
件の裾は遠めに見ても2か所ダメージがあり、怖くて未だに直視できない。