遅ればせながら、フィリップスのヌードルメーカーHR2365/01を購入したので、口コミ、レビューを。
結論から言うと、喜ばしくもないかな。
まあ、どんなものかはわかったが。
「十割そばができますっ!」
ってレビューが最も気になっていて買ったのだが、商品到着後さあ作ろうと思っていい方法を検索していたら
「できることはできるけど、そば屋のそれとはまったく違う」
と酷評する意見が意外に結構多くてちょっとトホホな展開。
このマシンは手打ちで言うところの「こね」が実際はない。
水回しをしてフレーク状になったものを押し込みながら細かい穴から出していく。
マシンで言う「こね」の時間が終了間際になってもパサパサなので、手打ちをしてきた人はちょっとビビる。
初回はそば粉25%のそばもどきと中華麺を作ってみた。
うーん、特に中華麺は寝かせないとやっぱダメだな。
このマシンを絶賛する人が多い理由を考えてみた。
家で麺づくりとなると、一般の人から考えると次のハードルがある。
・粉があっちこっち散るのではないか
・寝かせ方とかがよくわからない
・伸ばして切るのに専用の板や包丁がいる
これらの点をうまいことカバーしているのがこのマシンということではないだろうか。
自分で作った満足感と、それに加えて、市販品に比べると、できたてかつ純粋な原料のみの麺が食べられる安心感もあるのかもしれない。(どちらがうまいのかは別にして)
小野式でさんざん経験を積んできたわたし的には、断然小野式で。
これってねえ、多少時間調整はできるけどそのほかの部分で融通が利かないんだよなあ。
構造的に丸めて寝かせた生地を投入しても処理できない感じだし。
小野式も本体は重いけど、
中華麺ならやってることは非常に単純だしね。
そんなに汚れないし。
確か発売当初は2〜3万してたし、小野式もあるのでこのマシンは買う気もしなかったが、かなり値段が下がっていて、今回は送料含め6500円でつい手が出てしまったと。
まあ、今後は個人的にまだこだわりのない生パスタなら作ってもいいかな。