韓国プロ野球では、首位キアと2位SKがデッドヒートを演じている。
<9月9日現在の成績>
キア122試合72勝46敗4分勝率.590
SK124試合72勝47敗5分勝率.581 差1.0
3年連続シーズン優勝を目指すSKは6月末まではほぼ順調に来ていたが夏場に少し失速してしまう。
というより7・8月の間、SKは勝ち越し2でそうそう悪い戦いではなかったのだが、この期間勝ち越し20としたキアが驚異的だったというほかない。
<6月末時点の成績>
SK75試合44勝26敗5分勝率.587(1位)
キア73試合38勝31敗4分勝率.521 差5.5(3位)
<7・8月の成績>
SK 7月:14勝10敗 8月: 9勝11敗
キア 7月:20勝 5敗 8月:11勝 6敗
さらにSKはアジアのエースで先発の勝ち頭でもあるキム・グァンヒョンが戦線離脱するなどチームは追いつめられる。
8月23日には、首位キアに3タテをくらい、首位から6.5ゲーム差の3位にまで後退。
しかし、それ以降SKは立ち直ったかのように、ここにきて怒濤の11連勝でキアは5連敗。ついにゲーム差は、6.5から1.0に。
完全に流れは変わっている。
残り試合が20程度となった時点からの11連勝は、さすが韓国シリーズを連覇したチームの地力としか言いようがない。
韓国ではレギュラーシーズン1〜4位のチームがプレーオフに進出できるが、当然上位のチームほど優位なので、優勝するに越したことはない。
今年はアジアシリーズはない模様だが、ぜひともSKには3年連続韓国シリーズ制覇を成しとげてもらいたい。
昨年SKの関係者の方から「ウチは連敗しただけで裏では大変なんですよ」との話を聞いた。
今年はかなり金監督の檄が飛ばされたのでは・・・
※7・8月の勝敗数はHPの表で数えたので間違ってたらスイマセン