パンクにそんなものはいらねえってことで、長年着なかったウールのセーターを着るようになって数年たつ。
アウターは革ジャン基本なので、ブレスサーモやグンゼのカットオフウォームでは厳冬期には限界があって、その解決策はないかと考えてのこと。
色は黒限定(自分ルール)でデザインは限られるのだが、あえてやってみてよかった。
なぜかそちら側から入り、家で着る多少汚しても洗えばいいみたいな分を追加。
もっとも、飲みに出ると翌日は白のボトムスの太ももあたりや、セーターのひじの部分などに汚れがついていてウタマロどんのお世話になることが多いのだが。
これまでちょっとした穴などは裏側からアイロンで接着する補修布をあてていた。
洗ったりするうちにだんだんはずれてきたりするのでやり直さないといけないが、手に入りやすい百均の色違いのものでは1枚しか黒がないので、このたび大判を買ってみた。
接着するにあたり、見た目も今一つだし抜本的に解決できないかと思っていたら、毛糸を使わなくても自分で普通の糸でできるコの字縫いの方法が紹介されていたのでトライ。
玉止めのひっかかりにくい薄い生地は最後に糸の両端で処理するなど工夫が必要だが、ウールの伸縮性もあるので、素人でも結構綺麗に仕上がる。
こういう体験をするとレストア好きの血が騒ぎ、もっと追及してやりたくなるのであった。
昔、祖母は毛糸の編み物を一時期やっていて、私たち孫にセーターをよく編んでくれていたが、私はチクチクするのがいやだったので、頑として受け付けなかった。
そのチクチク感もビールの苦さと一緒だと(そうかな?)知った今なら数枚編んでもらいたいぐらい。
先日コンビニに立ち寄ったところ、飲み物のショーケース付近の、よくある見切り品を置いてあるカゴに見覚えのありすぎる青いビンを発見。
しかも2割引きとか普通ありえねえ買うしかないだろと。
好きなのだけど、通常2,000円前後なので、1.8リットルを千数百円で買える宝焼酎パックと比べたらお高くてなかなか手が出ない(同列で比較するなよ)。
そろそろ私もこのビン一本を数日で空けるような飲み方はよして、せめて一週間はもつようにしたほうがと、いつも日中に思ったりするのだが、夜帰宅すると何かしらの魔法にかかったように忘れている。