延々と手持ちの品々の整理をしているが、靴もここ一年で何足か手放した。
ちょっとビジネスシューズの話をすると、私の場合、最初の靴はダイエーの洋服売り場の洋服を並べてある棚の下に並んでいた、外羽根の1万円しないプレーントゥだったような。
一応革製だったが通気性が非常に悪く、1年ほどで履くのが嫌になってしまい、リーガルのコインローファーに乗り換えた。
紐がないので簡単に履けるし、形状のせいもあるのか通気性がいいことから毎日のように結構履きこんでもニオイは出ないし、さすがリーガルとうなった。
その後は、リーガルのスリッポン、続いてリーガルほかのチャッカーブーツ(紐あり)が続いたが当時は今以上にお金もなかったので、メインは2足程度だったかな。
知人に英国土産にもらったドクターマーチンの8ホールを現場に出るときに履いていて、その履き心地のよさに感動して、ドクターマーチンのスリッポンを買ったのだがこれはイマイチすぎた。
すでに英国生産でなかったため品質が違ったのか、それともスリッポンというさほど足をホールドしない作りに重めのソールだからだったかはわからないが、出張時に足の疲労感が半端ではなく、それ以後ドクターマーチンは英国製かつ紐かベルトのあるものにこだわり続けている。
というふうに、現在メインで履いているストレートチップに代表されるフォーマルの系統とは縁遠い靴ばかりだったので、他人様からどう見られていたのかとも思うが、モンク系やハーフブーツ系も、若いうちなら経験しておくのもいいかも。
ハーフブーツ系はオイルを多めに塗って、雨の日用にすることもできるしね。
で、こういった経験から考える社会人としてのビジネスシューズのそろえ方について。
現在はオンオフほとんど衣装が変わらないという方もいるだろうが、あくまで一般的なスーツを着る職種の場合であって、あくまで私の好みと経験による。
就職時は、まず3足。
うち1足はフォーマルの王道、内羽根ストレートチップ。
あとは、外羽根でもいいし、ブレーントゥでもいいが、あまりくだけすぎない、フォーマルにより近いもので。
色は汎用性を考えて黒。
ほぼ毎日同じ靴を履いている人も結構見かけるが、やはりローテーションしたほうが、傷みも少なくなるし、衛生面でもいい。
ブランドはとりあえず、REGALかスコッチグレインあたりだと間違いがない。
価格的には一足あたり2万円近くする場合もあるが、それなりの性能なのでそこをもったいないと思ってはいけない。
通販という手段もあるが、サイズ感を理解するために、最初は自分の足のサイズや形(特にワイズ)をよく知っていたほうがいいので、お店で履いてみることをお勧めする。
通販だと返品する場合送料もかかるし、サイズの合わない靴を無理して履くことはすべきではない。
仕事柄ものすごく歩くという場合は、それ向きの品ということになるが、特殊な通気クッション仕様は音鳴きの原因になることもあり(経験あり)、個人的には避ける。
大塚のボンステップは出張で歩く距離が多い場合に向いているが、ワイズの大きいものにしてしまうと、履いたときの安定感に欠けるのでご注意を。
所有している黒革のスニーカーデザインのものは歩きやすくて秀逸だが、なにしろお高いことこの上ないので、たまたま行き当たったバーゲン品しか買うことがないためデザインも限られるのであった。
上述したが、若いうちはそこまでいつもきちんとした靴を要求されないと思うので、ポイントを押さえておけば少々ずらすのもありかなと。
購入後は、コバをきれいに保つのにマストなホコリ用ブラシを準備し、ラナパーで手入れすれば大体OK。
色抜けも考慮し、時には靴墨を。
履きこんでヘタって来た靴はオイルを多めに塗って雨用にすればいいが、3足あればそうそうヘタらない。
結論としては、長く安心して履きたいなら各ブランドの定番商品をおすすめする。
馬鹿の一つ覚えで最近お米は玄米ばかり食べているが、そうなるとふりかけが非常に重要になってくる。
長い間、丸美屋のたらこが一番だと信じていたが、先日入った店では売っておらず、しぶしぶわさび味にした。
これが、カルチャーショック(最近多いな)でウマすぎ。
すぐに無くなったので、次に買いに行ったところ横にあるこれを発見し、お試し購入。
こちらのほうがなおよくて、ご飯はもとより、永谷園のお茶漬けにプラスアルファしてもいい味を出す。
しばらくマイブーム確定ですな。