先週、台所近辺を整理した際出てきたもの。
このところ、よくある茶色の米袋に入っていた一昨年産の玄米30キロの消費に躍起になっていたので、あるなあとは思っていたが、あまり気に留めていなかった。
で
「これは2003年産か、令和3年産か?!」
と。
しかしよく考えれば前者なら二十年以上経過しているので、パッケージの状態からしてそれはあり得ないだろうとは想像がついた。
調べてみるとお米は和暦で表記しているとのことであった。
かつて年貢米を納めていた時代、新米は庶民が口にするものではなかったそうである。
飢饉に備えて今年獲れた分は玄米のまま備蓄する。
さらにもう一年分を備蓄するというケースもあり、いわゆる古米、古古米を食するのが当たり前だったとのことだ。
お米は神社に備蓄されたそうで、現在でも山中の小さな集落ごとにほぼ必ずといっていいほどお社があるのは、信仰心に加えてこういった理由もあったのかと思ったりした。
(どちらが後が先かという話にもなるが)
さて、このお米はすでに精米されているわけだが・・・・・・。