今月初めあたりから、売り切れる前にかっておかなければと気になっていた、来年度のシステム手帳のリフィル。
毎年うちぶんで買ってきたが、それも今年で最後である。
ちょうど閉店セール開始前日だったので、売り切れることなく、混雑なく購入することができた。
新聞記事では、店主があげた閉店理由のひとつに「百均に押された」というのがあったが、そんなこともあるんだなと。
私は百均が嫌いというわけではないが、こと一般的な文具に限っては買うことはほぼない。
以前、布粘着テープを買ってイベントで使った際、貼ったあとがべとべと
になってしまって撤収時に苦労して以来、テープ以外の品も間に合わせの物以外は、ほとんど買わなくなった。
このように貼った翌日にすでにはがしにくくなるテープや、すぐにつかなくなったりメカが壊れたりするペン類よりは、しっかりしたもののほうが余計な手間やトラブル防止になるといった経験から、安物買いは避けたほうが賢明と考えている。
ロードバイクの本体や部品と付き合う中で感じてきたが、結局『値段どおりの性能』ということだ。
ちなみに、このシステム手帳もうちぶんで買った。
もう二十年近く前になる。
半年間で急ぎでやらなければならない仕事を任された時に、それまではお気楽に卓上カレンダーですませていたスケジュール管理をするためだった。
その頃、上司と同じ世代の人が、年季の入ったシステム手帳を使っているのを見て、
「すげぇな」
と思っていたが、今やこの手帳がそれに近くなっている。
五千円近くして、当時の私には少し勇気のいる買い物だったが、その後も十分活躍してくれている。