昨日は、義父の命日だった。
亡くなってから、三年が経つ。
私と同様、酒が好きな人種であったので、正月に挨拶に行った折は好きなだけ飲ませてくれたあげく、残った一升瓶やボトルはすべて持って帰りなさいという、私にとっては神様仏様のような人だった。
それもあって、そろそろ節制をと考えてはいたが、この一日はやむを得まいと最近買うことが少なくなった日本酒を物色。
最後に住んでいた場所に一番近い蔵元のものにした。
生酒だけあって、ガツンとくる味わいと同じくらいのフルーティーさ。
ずいぶん昔の話になるが、一升瓶の冷蔵売りを早いうちから始めていた「無手無冠」を思い出す仕上がりだった。
経済的側面から、9%缶チューハイを飲むことが多いが、やはり日本酒はいい。