2か月くらい前だったか、実家で本の整理をしていて、
「そういえばこの本あまり読んでないな」
と思って取ってきたはいいものの、最近読書習慣が少なくなってきており、必然的に放置。
ところが先週、ノアの方舟の映画を観て、
「この話ってキリスト教、ユダヤ教どっちだっけ」
と思いながらこの本を開いたら、冒頭で少しだけ触れられていた。
ついつい読み進んでしまい、20年の時を経て、映画をきっかけに半分以上を読むことができた。
この本自体は1995年の発行である。
このシリーズは最初は赤で、神道、釈迦、仏教、キリスト教などがあり、ひと通り全部購入した。
黄色になるのは、かなり後半である。
当時は宗教の本は専門書扱いのものが多く、結構高かった。
その中で、このシリーズは各宗教を広く浅く知りたかった私などにとっては、画期的なシリーズだった。
「神様とか仏様とかイエスキリストだとか、いっぱいあってわからないよね」
などと無知を口外することはない。
己の不勉強を恥じるとともに、調べればすむこと。
そう思いながら生きてた20代だったなあ。