男の割に、吉川晃司が昔から好きだ。
吉田東雲牛さんとかもいるし、広島とは結構縁があるのかも知れない。
吉川は元々自分で曲は書いていなかった。
チェッカーズも同様である。
(書いてたかもしれないが、シングルは出していない)
やはり、デビュー曲か初めて売れた曲が代表曲と言われることが多く、吉川といえば「モニカ」だろう。
自分で曲を書き始め、布袋と組んだあたりから一部元々の女性ファンが離れていったのはちょっと皮肉でもある。
COMPLEXについては、私の周囲(83年にはすでにBOØWYをかなり周知していた)では、布袋バンドと言う者が多かったが、私にとっては完全に吉川バンドだった(笑)
私はBOØWYもそれなりに好きではあるが、路線が微妙に違う。
好きなのは、吉川であり、森山達也であり、藤井郁弥であり、草野マサムネ、ちょっと系統は違うが桜井和寿や奥田民生なのだ(キヨシローはさらに別。布袋さんもラジオ聴くと魅力的な人物だけどネ)。
代表曲以外の吉川を代表する曲と言えば、
・「a day・good night」
・「Rainy Lane」
で、両方ともバラッド調である。
個人的には、吉川はこれを超えるスローな曲をいまだに作れてはいないのではないか と思う。
唯一、曲調を超越して抜けているのは「Purple Pain」、この一曲だろう。
(※超個人的見解です)
ライブでもカラオケでも全然はまんないけど、これは名曲だ。
ラフィンのチャーミーが、
「パンクは人種」
と言っていたが、それと同じく前述のボーカリストたちにも同じ血が入っているのだと思う。