最近近隣のインターチェンジの一カ所がETC専用となり、これまで抵抗を続けてきたものの、そろそろETCカードを作らねばと。
とは言っても、これまで特に作りたくなかったというわけでもなく、私も家人も高速道路を使って行くような場所にあまり行かないことや、こと私に限っては自動車は飲んだら運転できないことが理由としてあげられる。
一般的なETCカードを作成する場合、まずクレジットカードの発行が必要である(プリペイドのものは不可)。
私は過去に諸事情によりすべてのクレジットカードをいったん解約したので、それ以来十年以上プリペイドしか使ったことがない。
ということで、今回アメリカンエクスプレスに申込みをした。
「3か月以内に○万円のご利用で・・・・・・」という入会特典があって、私も人の子なので、せっせと支払いをこのカードに集約していたところ、ある日突然使用不可に。
利用予定金額を入力して利用可能かどうかわかるメニューで調べてみたら、確認可能な最低額の1万円ですらNG。
元々アメックスは限度額が不明瞭だしよく変動するという話もあるようだが、契約当初は確か吉牛並を四百杯以上食べられるくらいはあったはずで、まだその半分も使ってないというのに。
また、この利用可能額確認画面では「お客様の資産状況の確認が必要です」的な一文も表示されている。
ネットで経験者の声を検索してみたら、資産状況の確認として、場合によっては過去3か月の給与明細や、メインで使っている銀行の通帳のコピーなどを提出しなければならないケースもあるという。
カードを作った直後に別件でア社の方と電話で話す機会があり、今後の使用予定を尋ねられ、
「特典クリアまでは日々の支払いは極力このカードを使います」
と伝えてあったのだが。
「少額とは言えないレベルの今月末の引き落としが終われば、多少なりとも復活するのだろうか」
と思ってもみたが、最悪このまま平行線でずっと使えない状況が続くのであれば、何のために年会費を支払って所有しているのかわからない。
いまどき源泉徴収以外の書類の提出もちょっと論外かなと。
何より滞納もしてないのに、いざ使ったときに"お客様、カードが通りません"というのであれば、クレジットカードの体をなしていない。
カードを使おうとするたびに、いちいちその額が使えるかどうか確認するのも現実的ではない。
また、一定額使用すれば特典ありをうたっておきながら、こちらに落ち度もないのに利用に制限をかけるというのでは、信義則上どうなのかと(どこかに小さな字で注釈があったらごめん)。
性質上使用NGとはならないETCだが、万一使用差し止め通告されては元も子もないので、やむを得ず保険として別会社のクレジット及びETCカードを作った。
こちらは最初に限度額がきちんと明示されており、その後も常時ネットで利用状況が確認可能で、限度額までは自由に使えるはず(というかそれが普通)。
余談として、さらに別のカード会社の申し込みを途中まで冷やかし的にやっていて、引き落とし金融機関の登録のところでOKとしたところ、
「申し込みが完了しました。審査結果をお待ちください」
の画面に。
「いやいや普通"この内容で申し込みしますか?"的な最終確認するだろ・・・・・・」
と。
短期間に複数のクレカを申し込むのはあまりよくないこととされているので、少々ビビったが無事承認。
で、結果的に新規申込みした2社でかなりの枠がもらえたので、使えないわ年会費もかかるわのアメックスはもう解約しようかなと思いつつ、久しぶりに限度額を確認してみたら、なんか当初と同じくらい、いやまだ引き落とされていない額があるから当初以上に限度額が復活してるし。。。
枠が下がっていた期間にちょっと大きい買い物をしたので、特典条件達成の点で使えなかったのが非常に痛い。
ちなみに、私は年会費が必要なものを否定するつもりはまったくない。
支払うことにより、それなりのサービスや保険を受けられるし、こういうのが役に立ったことがこれまで何度もあったから。