仕事をちょくちょく休む部下が一人いて、少々気になっている。
社会人二年目で県外出身、休む理由のメインは腹痛ということだが、これまで話をしてきたところだと、思うように夜寝付けないということも結構あるらしい。
私も学生自分、一時期寝付けないという経験があった。
朝方十時ごろ寝て、夕方起きてみたいな生活で、試しに昼間寝ないでいても、結局朝まで眠れず当時はすぐあきらめてしまった。
そのうちアルバイトをするようになり、疲労感と生活にリズムが出てきたことにより、修正はできたのだが。
その部下と同じ業務を担当している者に話を聞くと、出勤しているときは元気だし業務にも積極的だということである。
一度不眠と体調不良についてカウンセリングを受けていて、身体的な部分で通院もしているようだが、秋になっても続くようなら、もう一度となる。
こういったある意味まともな理由があるならいいが、私の若いころは最初は諸先輩に連れていかれて、そのうち単独でと夜の街で遊びほうけていて、二日酔いだったり寝坊だったりで朝出ていけないこともあり、当時の上司はほとほと手を焼いていたと思う。
今思えば、夜中の一時、二時まで飲んでいて、その後人の家に泊まりにいって、それでは翌日普通に仕事にいけるわけないだろうと。
何も考えていなかったのか、仕事に対する意識が希薄だったのか、ともかくダメな人間である。
その後、忙しい部署にいるうちは改善されたが、そうでもない部署に行くと、またぞろ不眠になりちょっと危うい感じに。
次に、現場の運営を任されることとなり、自分が行かないと回らないので、やむなく這ってでも行くという生活を続けたところ、やっとまともに出勤する人となり今に至っている。
こういった話もして、部下を元気づけられないかなと考えるが、今でも何となく生きているのがばれそうだからよしておこう。