昨日は、お山の探索に。
ルートの関係で最初に切捨て間伐材多数の急斜面を登る展開で、達者な案内人のスピードについて行ったところ、このところの睡眠不足もあってか、船酔いのような状態に陥りまじやべぇ状態だったが、少し休憩後に歩道(林業関係者の人が歩く山中の道ね)に移ったため、その後も登りが続いたものの通常の状態に徐々に復帰。
体が温まるのに時間がかかる体質なので、自転車に乗るときも、ウオーキングでも最初はスローに行ってるので、結果を考えると変な気遣いなどせずにマイペースで行けばよかった。
標高約900mの山の尾根付近にまで上がると、歩道とは別に幅の広い道があった。
軽四の4WDであれば余裕で通行できそうである。
車輪の跡が無いところを見ると、林道というわけではないらしい。
同行者によると、昔々に牧場があって、そのとき使っていた車道だそうだ。
現在は、すべて林になっており、牧場があったとは信じがたいが、スギやヒノキの植え付けが大々的に始まったのは、昭和40年以降とのことなので、それ以前の話ということらしい。
下りている最中に、有刺鉄線の切れ端や、柵らしいものもあった。
国道から公道・林道を1時間走った後、登山1時間の場所に牧場があったとか、胸アツな話である。
昭和30年代までは、日本はかなり人口が分散していたので、それもうなずける。
現在、移住がはやっているので、これらの木が伐採され販売された後にこの車道を再生して、
「携帯も届かない天空の牧場で休暇を過ごしてみませんか」
などと牧場兼民宿でも誰か都会から来てやれば面白いかなと思ったが、しっかり電波は届いていた。