第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
先日、「格差社会は、憲法違反か」という、議論をした。
数値には置き換えられないが、「最低限度」という言葉があるので、違反とは言えないだろう。
「限界集落」という言葉がある。
人が少なくなり、その集落の人間だけでは、祭りや冠婚葬祭、道路・河川の清掃などが完結しなくなった集落を言う。
少子高齢化が進んでいる中、現在居住している方々がいなくなれば消滅してしまう集落も、今後多くなっていくことが予想される。
人口減の時代に入っていくので、居住面では余裕が出来、地方であれば、県庁所在地などへ、地方の郡部であれば、役場所在地への集中が進むかもしれない。
ある意味コンパクト化で行政コストは省けるのだが、将来の国土の保全や、食糧自給率を考えた場合、どうなんだろうか。
かつて、そんな状況になったことはないので、誰も分からないか。
うーん、不安だ。
食糧自給率アップとか、林業で暮らせるようにするとかという、国家をあげての政策がないと、無理だろうな。
都会の理論では、「そんなとこに住むな」で終わりなんだろうが。