四書のうち、論語、大学はそこそこ読んだ。
中庸は書名からして小さくまとまりそうな気がして読んでいない。
孟子はなぜか買おうと思わない。
このところネットの記事その他を読んでいると、やたら『兵法』という言葉が私の目についていて、これは神様が「そろそろ読め」とおっしゃっているに違いないと思い、書店の近くに行った折に購入した。
最初「兵法、兵法」と思って、岩波と講談社学術のコーナーをそのタイトルで探していて見つからなかったので売り切れかと思いいったん店を出た。
数十歩歩いているうちに、
「いや、孫子だろ」
と思い出し、店に戻ってもう一度探せばフツーにあった。
個人的にはこの手の本は「一回読んで終わり」ではないと思っている。
繰り返し繰り返し同じエピソードを読むことによって、なんとなく頭に体に入ってくる。
まあだからと言って私がお手本になるようなよい人間かどうかは別問題だが。
しかし、2015年第24刷ってのにフォント相変わらずちいせえなあ。
古典を大きいフォントで印刷製本して売る会社でも興してやろうかしら。